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落水磨崖仏を出発したら国道57号へは戻らずに、国道57号から左折した道をさらに上へと登って行きます。


登り坂の道を数百mも進むと県道210号と合流するT字路へ出ますが、ここにはこの様な標識が立っているので、県央空港を目指して県道210号を先へ進みます。




県央空港へは途中から県道210号から分かれた農道のような道を走りますが、前方にはガードのようなものが見えてきます。これは大分県央空港の滑走路の下を潜って反対側へ出るガードです。




滑走路の下を横切るガードを潜って滑走路沿いの道を走っていると、「航空宇宙工学科 県央空港キャンパス」と書かれた建物が見てきます。この建物は航空機、ロケットなどのエンジニアになるための技術を学ぶ日本文理大学 工学部 航空宇宙工学科のキャンパスです。




さらに先へ進むと右上には「大分県央空港」の標識と、左には滑走路に隣接するようにターミナルビルがありました。




標識には「大分県央空港」の他に「大分県防災航空隊」とも書かれていました。防災航空隊は防災ヘリ「とよかぜ」による迅速な防災活動を行うことを目的に設立された県の組織です。




ターミナルビルの入口です。大分県央空港は農産物の京浜地区への輸送を目的に「農道空港」の通称で1988年に建設されて、その後人員輸送も可能な空港に格上げされ、一時期は大分空港との間に週3便の定期便があったそうですが、現在は定期便は無いそうです。




ターミナルビルの前には大分県央空港の案内図もありましたが、滑走路の長さは800mしかないようなので、セスナ機やヘリコプターしか離発着できないようですね。




大分県央空港の周辺には大分空港の展望公園のような高台となったところが無いので、滑走路を直接見ることはできませんが、滑走路の周囲を走る農道のような道からはかろうじて滑走路を見ることができます。




大分県央空港のすぐ横には、野球場などがある大野総合運動公園があるので、豊後大野市大野町民にとっては馴染みのある大分県央空港でしょうが、その他の大分県民にとっては知名度がほぼゼロの空港ですね(笑)




大分県央空港の滑走路が撮影できる場所はないかと、大野総合運動公園の中をウロウロしていたら、多目的グラウンドの端っこに彼岸花の大群落がありました。花はすでに半分以上が枯れていましたが、かなりの面積に彼岸花が植えられていたので来年は訪れてみたいですね。


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