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今回は佐伯市へ季節限定の番匠川の恵みを食べに出かけました。


佐伯市へは国道10号を通りましたが、途中の野津町で大きな岩に十字架が陽刻された「磨崖クルス」へ寄りました。「磨崖クルス」は発見されて以来風雨に晒された状態だったのが、最近になって覆い屋が設置されたと聞いていましたが、この辺りは道路周辺の工事を行っていて寄ることができなかったんですよね。




道路周辺の工事もようやく終わったので久しぶりにここへ寄ってみると、立派な覆い屋が磨崖クルスを風雨から守るように建てられていました。




横から見ると屋根が庇のようにかなりせり出していて、これなら多少の横雨や直射日光も入らないでしょうね。




正面から見るとこんな感じで、大岩を取り囲むように覆い屋が設置されていて、まるで神社の御祭神が鎮座しているって感じですね(笑)




この画像は数年前にここを訪れた時のものですが、この時は十字架が陽刻された大岩は野ざらしの状態で全く保護されていませんでした。それでも十字架ははっきりと見えました。




今回ここを訪れて覆い屋の中の大岩を見てみると、どこに陽刻された十字架があるのかよく分からないほど摩耗?していました。




陽刻された部分をアップで撮影するとようやく十字架が分かりましたが、数年前の野ざらしだった時と比べるとかなり風化が進んで、陽刻された部分がかなり薄くなっているように見えました。




立派な覆い屋が建って磨崖クルスは風雨等から保護されるようになりましたが、周辺を見渡しても説明板等はどこにも無くて、以前からあった朽ちかけたような木柱が一本立っているだけでした。




これは前回訪れた時にあった説明板です。この説明板も撤去されたのか?どこにもありませんでしたが、これによると磨崖クルスの刻まれた面は、大正から昭和の初期までは地面に伏せられていたと書かれていたので、それ以来百年ほど磨崖クルスは野ざらしの状態だったんでしょうね。
今後は説明板を含めて周辺整備を期待したいところですね。



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