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前記事で「メタセの杜」から撮影したF2戦闘機を載せましたが、松原展望公園からは「メタセの杜」へは直接向かわずに、築城基地の周辺を少しだけウロウロしました。


築城基地を見渡せる松原展望公園の駐車場が満車だったので、しばらくしてから再び松原展望公園を訪れることにしました。松原展望公園から海岸近くを走る県道25号を行橋市方面へ数kmほど進むと「長井浜公園・海水浴場」と書かれた看板が見えてきましたが、ここへは寄らずにさらに先へ進みました。




長井浜公園の入口から先は道が二手に分かれ、海岸へ出る道はちょっと狭くなりますが、数百mも走ると海が見えてきて2車線の立派な道路になります。そしてここからは沖へと伸びる長い橋が見えます。絵になるような見事な光景ですが、この橋は「長寿大橋」といって橋を渡った先には人工の島に造られた「沓尾長井(くつおながい)漁港」があります。




そして長寿大橋のたもとから先の海岸線を見ると、海岸線に合わせるように?クネクネと曲がった道路や海岸へと降りる階段などのきれいな景色が見えます。この辺りはもう行橋市になるそうです。




長寿大橋のすぐ先には道路から分岐して海岸部へ行ける舗装された道もありましたが、車止めが置かれていたので歩いて行ってみます。




この海岸へ降りる分岐の入口には「姥が懐(うばがふところ)」という今までに一度も聞いたことが無い不思議な地名?が書かれていました。




車道から分岐した道を下って砂浜へ降りてみると、この様な光景が見えてきます。海岸沿いを走っている2車線の道路は、長寿大橋を過ぎると波打ち際に橋脚を立てて造られた道路になっているんですね。そして画像の左端には砂浜に竹のようなものが立てられているのが見えます。




近くに行ってみると、重なり合ったような大岩の間が祠のようになっていて、その前に2本の竹が立てられてしめ縄が渡されていました。ここが「姥ヶ懐」で、英彦山神宮の禊場(みそぎば)として、青竹に海水を汲んで英彦山へ持ち帰る「お潮井採り」の行事が行われる神聖な場所だそうですが、見てはいけない秘儀と入口の説明板には書かれていました。




「姥ヶ懐」の正面は車道の下がトンネルのようになっていて、歩いて波打ち際へ行けるようになっていました。トンネルの中は日陰になるので、夏に海水浴で訪れたら休憩にもってこいの場所ですね。




このトンネル部分を海側から見るとこんな感じで、ちょっと芸術的な美しさも感じられますね。
ちなみに「姥ヶ懐」の名前は入口にあった説明板によると、海幸山幸伝説に登場する豊玉姫が山幸彦と別れて海へ帰る時に岩窟に残した我が子が、岩窟から滴る乳によって育ったのが名前の由来だそうです。



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