高森駅を出発したら、次の目的地へ向かうために来た道を少しだけ戻りました。
高森駅からは国道325号へ出て高千穂方面へ進みましたが、国道が高森峠への登り坂になる手前まで来たら「高森殿の杉」の小さな標識が見えてきます。ここは車一台がやっと通れるほどの狭い道で、入口の標識も小さいので、注意しないと見落としてしまいそうな感じのところです。
国道を左折して集落の中の狭い道を抜けると、牧草地へ出て正面に山が迫ってきたら駐車場が見えてくるのでここに車を停めました。この50mほど手前にも同規模の駐車場があります。
駐車場の周囲は牧草地なので、あか牛がのんびりと牧草を食べていました。背後に阿蘇山がそびえる草原で、のんびりと草を食むあか牛ってのどかで絵になる光景ですね。
駐車場の前には「高森殿の杉 入口」と書かれた木柱があって、ここから神秘的な樹形をした夫婦杉の「高森殿の杉」へ行けます。ちなみに「高森殿の杉」は「たかもりどんのすぎ」と読みます。
高森殿の杉までは牧草地のような斜面を登って行きますが、この時季は至る所に淡い紫色(藤色)をしたヤマフジが咲いているので、この美しい花を観賞しながら斜面をゆっくりと登りました。
斜面を歩き始めるとすぐに杉林が見えてきますが、高森殿の杉は左側の杉林の中にあります。駐車場からここまでわずか200mほどですが、意外と急な斜面なので息が切れるほどで、汗びっしょりになりました。
斜面の途中で降り返って眺めた景色です。ここからは手前に高森の町並みとその奥には外輪山が、そして右側には阿蘇山が見えました
杉林の手前まで登ると舗装された道は途切れて藪になりますが、左のうっそうと樹木が繁った薄暗いところへ続く狭い道があるので、ここを下って杉林の中へと入ります。
狭い道へ入るとすぐにこの様な光景が見えてきました。フェンスで囲われた中にある杉の巨木が「高森殿の杉(たかもりどんのすぎ)」です。一見すると数本の杉の巨木があるようにも見えますが・・・
ひとつの杉の巨木は根本付近から幹が4本に分かれて、それぞれが1本の杉の木のように上へ向かって真っすぐに伸びていました。
そしてもうひとつの杉の巨木は幹は1本でしたが、途中から大きく曲がりくねった枝を不気味?に横へと広げていました。
そして横へ広がった枝の一部は一旦地中へと潜って、再び別の杉の木のように地上へと出て、そこから上へ向かって伸びていました。
地面に潜って再び地上に出てきた杉の枝です。何だか巨大な生き物のようで、今にも動き出しそうで不気味な感じですね。
上へ向かって伸びて広がった枝の先を眺めたらこんな感じで、太い枝分かれした幹が何本も空に向かって伸びていて、その幹からたくさんの枝が出ていて、これが2本の杉の木だけとはとても思えませんよね。
高森殿の杉の根元にはこの様な石もありました。表面には文字が刻まれていましたが、風化によって全く読めませんでしたが、ここへの入口にあった木柱には島津軍との戦に敗れた高森城主とその家臣がここで自刃して、かつては墓があったと書かれていたので、もしかしたらこの石は高森城主の墓石だったのかもしれませんね。
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高森駅からは国道325号へ出て高千穂方面へ進みましたが、国道が高森峠への登り坂になる手前まで来たら「高森殿の杉」の小さな標識が見えてきます。ここは車一台がやっと通れるほどの狭い道で、入口の標識も小さいので、注意しないと見落としてしまいそうな感じのところです。
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駐車場の周囲は牧草地なので、あか牛がのんびりと牧草を食べていました。背後に阿蘇山がそびえる草原で、のんびりと草を食むあか牛ってのどかで絵になる光景ですね。
駐車場の前には「高森殿の杉 入口」と書かれた木柱があって、ここから神秘的な樹形をした夫婦杉の「高森殿の杉」へ行けます。ちなみに「高森殿の杉」は「たかもりどんのすぎ」と読みます。
高森殿の杉までは牧草地のような斜面を登って行きますが、この時季は至る所に淡い紫色(藤色)をしたヤマフジが咲いているので、この美しい花を観賞しながら斜面をゆっくりと登りました。
斜面を歩き始めるとすぐに杉林が見えてきますが、高森殿の杉は左側の杉林の中にあります。駐車場からここまでわずか200mほどですが、意外と急な斜面なので息が切れるほどで、汗びっしょりになりました。
斜面の途中で降り返って眺めた景色です。ここからは手前に高森の町並みとその奥には外輪山が、そして右側には阿蘇山が見えました
杉林の手前まで登ると舗装された道は途切れて藪になりますが、左のうっそうと樹木が繁った薄暗いところへ続く狭い道があるので、ここを下って杉林の中へと入ります。
狭い道へ入るとすぐにこの様な光景が見えてきました。フェンスで囲われた中にある杉の巨木が「高森殿の杉(たかもりどんのすぎ)」です。一見すると数本の杉の巨木があるようにも見えますが・・・
ひとつの杉の巨木は根本付近から幹が4本に分かれて、それぞれが1本の杉の木のように上へ向かって真っすぐに伸びていました。
そしてもうひとつの杉の巨木は幹は1本でしたが、途中から大きく曲がりくねった枝を不気味?に横へと広げていました。
そして横へ広がった枝の一部は一旦地中へと潜って、再び別の杉の木のように地上へと出て、そこから上へ向かって伸びていました。
地面に潜って再び地上に出てきた杉の枝です。何だか巨大な生き物のようで、今にも動き出しそうで不気味な感じですね。
上へ向かって伸びて広がった枝の先を眺めたらこんな感じで、太い枝分かれした幹が何本も空に向かって伸びていて、その幹からたくさんの枝が出ていて、これが2本の杉の木だけとはとても思えませんよね。
高森殿の杉の根元にはこの様な石もありました。表面には文字が刻まれていましたが、風化によって全く読めませんでしたが、ここへの入口にあった木柱には島津軍との戦に敗れた高森城主とその家臣がここで自刃して、かつては墓があったと書かれていたので、もしかしたらこの石は高森城主の墓石だったのかもしれませんね。
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