城山展望所を出発したら県道11号を阿蘇盆地へと下りました。
阿蘇盆地へ下ったら正面に見える阿蘇山を目指して進みますが、これから向かうのは二つの山の間の少し低くなった(鞍部)ところの中腹です。
県道11号は阿蘇神社の前を通り過ぎたら、JR豊肥線の宮地駅前で国道57号と合流しますが、ここを熊本市方面へ右折するとすぐにこの様な標識が見えてくるので、ここを左折してミヤマキリシマの名所の仙酔峡へと向かいました。
次の目的地の仙酔峡までは数kmほどの距離がありますが、道路は片側一車線の余裕のある道で、途中では放牧地の中も通るので、道路の両側では肥後のあか牛がのんびりと若草を食べていました。目的地の仙酔峡は放牧地の奥に見えるちょっと荒々しい山肌をした辺りです。
放牧地を抜けると道路はヘアピンカーブのようなクネクネ道になって、仙酔峡の駐車場に到着しました。ここにはかなりの台数の車が停められる広い駐車場があって、駐車場のすぐ向こうに見える小山がミヤマキリシマの群生地です。
山の斜面を望遠で撮影すると、遊歩道を何人もの人がミヤマキリシマの観賞をしながら散策していました。
ミヤマキリシマは九州各地の高山に自生するツツジ科の低木で、NHK朝ドラのモデルにもなった植物学者の牧野富太郎が、新婚旅行で訪れた霧島で発見して「深い山に咲くツツジ」という意味で「ミヤマキリシマ」と名付けたそうです。九州各地にはいくつものミヤマキリシマの名所があって観光地になっていますが、仙酔峡は今でも噴火を繰り返している阿蘇中岳のすぐ近くにあるので、駐車場の一角には退避壕もありました。
駐車場に車を停めたら、さっそくミヤマキリシマの観賞に山の斜面へと向かいました。
ミヤマキリシマの群生するこの山は、駐車場から山頂まで急勾配の遊歩道が続いていますが、遊歩道はしっかりと整備されているので、普通履きの靴でも安心して登ることができます。
小山の中腹から眺めたミヤマキリシマとその下に見える駐車場です。駐車場の左側の四角い建物は退避壕で、その向こうに見える大きな建物は「仙酔峡 インフォメーションセンター」です。ここは入館無料で、阿蘇に関する様々な情報や登山届の受付なども行っています。
ミヤマキリシマの花の向こうには荒々しい姿をした山肌が見えますが、この先には今でも活発に噴火を続けている中岳があって、かつてはここから火口見物のロープウェイも出ていましたが・・・
今では索道の支柱部分が残るだけです。ここには5年ほど前にも訪れたことがありますが、その時には仙酔峡ロープウェイの火口東駅があってゴンドラも残っていましたが、今ではこの索道の支柱部分を残すだけです。
ミヤマキリシマの群落がある山頂付近から眺めた景色です。手前には阿蘇市の町並みが広がっていて、その向こうの黒っぽい帯のように見えるのが北外輪山で、さらに向こうには久住山系の山々が見えています。
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阿蘇盆地へ下ったら正面に見える阿蘇山を目指して進みますが、これから向かうのは二つの山の間の少し低くなった(鞍部)ところの中腹です。
県道11号は阿蘇神社の前を通り過ぎたら、JR豊肥線の宮地駅前で国道57号と合流しますが、ここを熊本市方面へ右折するとすぐにこの様な標識が見えてくるので、ここを左折してミヤマキリシマの名所の仙酔峡へと向かいました。
次の目的地の仙酔峡までは数kmほどの距離がありますが、道路は片側一車線の余裕のある道で、途中では放牧地の中も通るので、道路の両側では肥後のあか牛がのんびりと若草を食べていました。目的地の仙酔峡は放牧地の奥に見えるちょっと荒々しい山肌をした辺りです。
放牧地を抜けると道路はヘアピンカーブのようなクネクネ道になって、仙酔峡の駐車場に到着しました。ここにはかなりの台数の車が停められる広い駐車場があって、駐車場のすぐ向こうに見える小山がミヤマキリシマの群生地です。
山の斜面を望遠で撮影すると、遊歩道を何人もの人がミヤマキリシマの観賞をしながら散策していました。
ミヤマキリシマは九州各地の高山に自生するツツジ科の低木で、NHK朝ドラのモデルにもなった植物学者の牧野富太郎が、新婚旅行で訪れた霧島で発見して「深い山に咲くツツジ」という意味で「ミヤマキリシマ」と名付けたそうです。九州各地にはいくつものミヤマキリシマの名所があって観光地になっていますが、仙酔峡は今でも噴火を繰り返している阿蘇中岳のすぐ近くにあるので、駐車場の一角には退避壕もありました。
駐車場に車を停めたら、さっそくミヤマキリシマの観賞に山の斜面へと向かいました。
ミヤマキリシマの群生するこの山は、駐車場から山頂まで急勾配の遊歩道が続いていますが、遊歩道はしっかりと整備されているので、普通履きの靴でも安心して登ることができます。
小山の中腹から眺めたミヤマキリシマとその下に見える駐車場です。駐車場の左側の四角い建物は退避壕で、その向こうに見える大きな建物は「仙酔峡 インフォメーションセンター」です。ここは入館無料で、阿蘇に関する様々な情報や登山届の受付なども行っています。
ミヤマキリシマの花の向こうには荒々しい姿をした山肌が見えますが、この先には今でも活発に噴火を続けている中岳があって、かつてはここから火口見物のロープウェイも出ていましたが・・・
今では索道の支柱部分が残るだけです。ここには5年ほど前にも訪れたことがありますが、その時には仙酔峡ロープウェイの火口東駅があってゴンドラも残っていましたが、今ではこの索道の支柱部分を残すだけです。
ミヤマキリシマの群落がある山頂付近から眺めた景色です。手前には阿蘇市の町並みが広がっていて、その向こうの黒っぽい帯のように見えるのが北外輪山で、さらに向こうには久住山系の山々が見えています。
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