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三角西港を出発したら、宇土半島北側の国道57号を半島の付け根に向かって走ります。


宇土半島の北側は有明海に面していて、天気のいい日には雲仙普賢岳が間近に見えますが、この日の島原方面には低い雲が垂れ込めていて、雲仙普賢岳はほとんど雲に隠れていました。




三角西港からは海岸沿いの道を寄り道もせずに15kmほどひたすら走って、宇土半島の付け根近くまで来たら、広い駐車場がある「住吉海岸公園」に車を停めました。




ここは何度か訪れたことのある場所ですが、岸からは沖合に向けて長い一本の道が伸びています。




今は干潮なのでこの様に沖に向かって遥か先まで道が見えていますが、満潮になるとこの道は姿を消して、24本の電柱だけが海中に立っている不思議な光景に変わるんですよね。




有明海は干満差が日本一大きくて、干潮時には遥か沖まで潮が引くので、沖に停泊した漁船から陸地までが遠いので、漁師さんはこの道を作業用の車道として利用しています。岸から遥かに離れた沖合に多くの軽トラが停まっているのは有明海ならではの光景ですね。




有明海にはこの様な沖へ伸びた真っすぐな道が何ヵ所かありますが、ここは「長部田海床路(ながべたかいしょうろ)」と呼ばれています。今回ここを訪れてみると、以前は無かったこの様な撮影用のパネルが設置されていました。




さっそく「長部田海床路」をこのパネル内に収めてみましたが、この頃になると天気もかなり回復してきて、雲仙普賢岳もよく見えるようになってきたので一緒にパネル内に収めてみました。




今回ここを訪れた目的は「長部田海床路」の見物もありますが、一番の目的は熊本地震復興プロジェクトで県内各地に設置された、麦わらの一味の最後の一体(10人目の仲間)の「ジンベエ像」を見物するためです。




「ジンベエ」はアニメの中でも、麦わらの一味では最後の10番目に仲間になりますが、麦わらの一味のなかでのポジションは操舵手で、かつて海賊団を率いていた仁義を重んじる強力な仲間です。




「ジンベエ像」は7月23日にここへ設置されたばかりで、この日も多くの見物の人たちが訪れていましたが、あまりにも見物人が多くて道路が混雑するのか?駐車場には交通整理の人が二人も立っていました。



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