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前記事の続きになりますが、北里駅跡の地下道を潜り抜けた先にはコンクリート製の鉄道アーチ橋があります。


この画像は北里駅跡の地下道を潜ったすぐ先の道路から撮影したものですが、ここには旧国鉄・宮原線のコンクリート製5連アーチの鉄道橋が残っています。すぐ横には国道387号線も走っていますが、ほとんど人は気付かずに通り過ぎてしまうようなところにあります。この橋は 『 北里橋梁 』 といって、登録有形文化財に指定されている貴重な鉄道橋です。
 
 
 

北里駅跡は公園として整備されていて、広い駐車場や農産物直売所もありますが、ここにはワンコ同伴で食事のできるお蕎麦屋さんの 『 宝処三昧 』 もあります。ここではりゅう君と一緒に食事ををした事もあるので、 過去の記事 をクリックして下さいね。




宝処三昧の横には狭い通路があって、ここを通り抜けたら北里橋梁へと行けますが、ここには案内板も何も無くて、お蕎麦屋さんの敷地のように見えるので、初めて訪れた人はこの道には気付かないでしょうね。




宝処三昧の横を通り過ぎたらすぐに北里橋梁に出ます。橋梁の向こう側に見えている建物は、研修宿泊施設の 『 学びやの里・木魂館 』 です。ここには研修施設以外にも広い運動公園やレストランの 『 北里・バラン 』 などがあります。




北里橋梁を渡った先にも鉄道跡は続いていますが、この日は気温が30℃を越える猛暑だったので、この先はパスです。りゅう君が一緒の時だったら、どこまでも歩いて行ったでしょうね?(笑)




北里駅跡を出発して、宮原線の線路があった場所と交差するように通る県道318号線を走っていると、北里橋梁よりも大きなアーチ橋が見えてきました。この橋は 『 幸野川(こうのがわ)橋梁 』 というそうです。でも下を流れている川の名前は幸野川じゃなくて 樅木(もみのき)川 だそうです。




幸野川橋梁はそれぞれの支柱に透かし彫りのように向こうが見通せる模様?がありますが、このデザインは洋画のワンシーンに登場する、トルコの深い渓谷に架かるヴァルダ鉄道橋にデザインがそっくりです。この橋も上を歩いて渡れますが、近くには駐車場も案内板も無かったので、どこから橋の上に行くのか分からず下から見物しただけです。
 
 
 

幸野川橋梁も北里橋梁も五連のコンクリートアーチ橋ですが、昭和十年代の鉄不足の時代に造られたので、鉄筋の代わりに竹を使った 竹筋コンクリート で造られた橋だそうです。橋が造られて80年ほどになりますが、朽ちることも無くよく残っているものですね。
宮原線には全部で7つの橋梁が残っているそうなので、機会があれば他の橋も見物して見たいですね。    



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