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道の駅「子守唄の里 五木」を出発したら、頭地大橋(とうぢおおはし)を渡って八代方面へ進みます。


頭地大橋を渡った先は県道25号になりますが、この先はさらに山深い人家も無いようなところになって、山を越えて平地へ出るまではまだ35kmほどあるんですよね。




しばらく県道25号を走っていると標識が見えてきました。予定では山を越えたら宇城氷川スマートICから九州道に乘って帰途につく計画ですが、氷川町まではまだ38kmもあります。でも県道25号は道路状態がとても良くて、山の中を走る県道とは思えない全線片側一車線の道路で、対向車を全く気にせずに走れるんですよね。




県道25号は人吉市から五木村までの国道225号と違って、道路の横には深い谷が無くて、ほんの2~3mほど下を川が流れていて河原へ降りられそうな気もしますが、この辺りには駐車帯が全く無くて川へ降りる道も無いんですよね。とてもきれいな清流なのに残念ですね。




しばらく渓流沿いを走っていると「白滝公園」の看板が見えてきたのでここに車を停めました。ここまで人家の無いところを走って来たのでホッとした気分になりました。ここは夏場には多くの人が訪れるところなので、きれい清掃されたトイレと自販機もありました。




そして道路の向かい側には空き家を改装したカフェ「みなもと」があります。ここは2年ほど前に五木村を訪れた帰りにランチをいただいたお店ですが、とっても雰囲気のいい素敵なカフェでした。




白滝公園は切り立った岩壁のふもとにある河川公園ですが、この切り立った石灰岩の岩壁が、流れ落ちる滝のように見えることから「白滝」と名付けられたそうです。




これは白滝公園の入口に立てられていた案内図です。前回ここを訪れた時には公園へ入ってすぐのところにある阿蘇神社までしか行かなかったので、今回はいちばん奥にある鍾乳洞まで行ってみます。




ここは秘境の五木村でも特に山奥になるところなので、公園へ渡る吊り橋の上から渓流を眺めたら、エメラルドグリーンのようなとてもきれいな水が流れていました。




この時は公園内では護岸工事を行っていて、河原へ降りる道は通行止めになっていたので、残念ながら河原へ降りることはできませんでした。多くの人が訪れる夏休みに間に合うように工事を行っているんでしょうね。




公園内を奥へ進んで行くと電源ボックスがありました。ここにお金を入れて鍾乳洞内の照明を点けるようです。でも蓋には「・・・確認のうえお金を入れて・・・」と書かれていました。先に洞内の照明を点けないと増水しているか分からないような気もするんですが・・・(笑)




電源ボックスの蓋を開けるとお金の投入口がありました。ここに100円を入れると鍾乳洞内の照明が20分間点灯するそうです。




お金を投入したらさっそく鍾乳洞へと向かいました。ここが鍾乳洞の入口ですが、前日の朝までかなり雨が降っていた割には、この辺りは増水している様子は無いですね。




さらに奥へ進んで行くと、青や赤の照明が点いていてとてもきれいでした。そして通路はこの先でカーブしていて先の様子が分かりませんでしたが、激しい水音だけが洞内に響き渡っていました。何となく嫌な予感がしましたが、思い切ってカーブを曲がってみると・・・




鉄製の階段の先からは水が噴き出すように激しく流れ落ちていて、階段の下も至る所から水が噴き上がっていたので、先へ進むことができませんでした。靴を脱いで先へ進もうかとも考えましたが、水の勢いは時折洞内全体にしぶきが飛ぶほど激しくて、全身がびしょ濡れになりそうだったので、先へ進むのは諦めてここから引き返しました。



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