忍者ブログ
自生のヤブツバキを観賞をしたら、県道635号をさらに先へ進んで佐賀関半島の南側の海岸へと出ます。


これから向かうのは標識に書かれている「黒ヶ浜」と「ビシャゴ浦」ですが、県道635号はここから急に道幅が狭くなって、大型車両の通り抜け困難、幅員狭小2mなどと書かれた標識も立っています。




この狭い区間は僅か1kmほどですが、カーブばかりで先が見えないのでとっても神経を使う道路です。この時は対向車に会うこともなく無事に「黒ヶ浜」へ到着することができましたが、過去には対向車に遭遇して延々とバックしたこともあるんですよね。




この黒っぽい砂利の浜が黒ヶ浜です。佐賀関半島半島の南側には白い砂浜の「白ケ浜」と黒い小砂利の「黒ヶ浜」があるんですよね。




黒ヶ浜は「蛇紋岩」と呼ばれる黒い小石の浜で、蛇紋岩は乾いた状態では表面が若干白っぽい感じですが、海水に濡れると真っ黒になります。




これが蛇紋岩です。小さなものは水槽の底石にとても良さそうな感じがしますが、近くには漁港漁場整備法及び海岸法によって処罰されると書かれた看板もあって、採取持ち帰りは禁止なんですよね。




県道635号は黒ヶ浜の辺りは2車線の立派な道路ですが、ちょっと先に進むすぐに狭くなって車同士のすれ違いもできなくなるので、狭くなる手前の路肩に車を停めてここから先は歩いて行きます。




この画像はしばらく歩いてから振り返って撮影したものですが、県道635号はこの辺りでは車がすれ違えないほど狭い道で、陸側は断崖絶壁で海側には防波堤も無くて、道路は海面から1~2mほどの高さのところを走っています。ちょっと海が荒れたら車が海水まみれになりそうですね。そして沖には大小の岩にしめ縄を渡した夫婦岩のようなものが見えます。




望遠で撮影したらこんな感じです。でもこの大小の岩は全国各地にあるような「夫婦岩」じゃなく、「ビシャゴ浦 姉妹岩」というそうです。ビシャゴ浦とはこの辺りの地名のようですが、ビシャゴは鷹の一種のミサゴの事だそうです。ミサゴは海岸部の断崖の上の樹木に営巣するそうですが、確かにここは海からいきなり断崖絶壁が切り立っていて、その上には大きな木もありますからね。




「ビシャゴ浦 姉妹岩」の由来書きです。 これによると姉の黒砂(いさご)、妹の真砂(まさご)の海女の姉妹が限界を超える深さまで潜って、大タコから御神剣を受け取り息絶えたと書かれていました。「ビシャゴ浦 姉妹岩」は、沖にある大きな岩が姉の黒砂(いさご)で、陸側の小さな岩が妹の真砂(まさご)なんでしょうか?
由来書きには姉妹の文字に〝 きょうだい〝 と振り仮名が付けられていたので、姉妹岩は〝 きょうだいいわ〝 と読むのかも知れませんね?

 

ランキングに参加しています。ポチッとお願いします。 
                      
 
 にほんブログ村 旅行ブログ ペット同伴旅行へ     にほんブログ村 旅行ブログ 車旅(国内ドライブ)へ
にほんブログ村     にほんブログ村






PR
Comment
Trackback
Comment form
Title
Color & Icon Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字  
Comment
Name
Mail
URL
Password
ブログ内検索
最新CM
[07/20 NONAME]
[07/19 NONAME]
[07/17 NONAME]
P R