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白木海岸の「関あじ関さば館」で買い物を済ませたら、関崎灯台がある佐賀関半島の最先端部へと向かいました。


佐賀関の町中を抜けて狭い曲がりくねった山道を佐賀関半島の最先端部へ向けてしばらく登って行くと、関崎海星館が見えてきましたが、ここは昨年の5月からリニューアル工事が行われていて、入口にはロープが張られて敷地内へは入れませんでした。夏前にはリニューアルオープンするそうですが、どのような姿に変わるのかとても楽しみですね。




関崎海星館の前を通り過ぎると、道は下り坂になって右側に広い駐車場が見えてくるのでここに車を停めました。




駐車場の道路を挟んだ向かいには扁額に「関崎稲荷」と書かれた小さな鳥居があるので、この鳥居を潜って遊歩道沿いに自生しているヤブツバキの花を観賞しながら関崎灯台へと向かいます。鳥居のすぐ後ろに繫っている樹木も全てヤブツバキです。




ヤブツバキの花は品種改良されたツバキと違ってとても地味な花ですが、花の少ない2月頃から4月にかけて花を咲かせるので、春を告げる花のひとつといえるでしょうね。佐賀関半島には樹齢100年を超えるヤブツバキの古木が無数に存在するそうです。




鳥居を潜った先はこの様な遊歩道になっていて、足場もよく高低差のほとんどないとても歩き易い道でした。昨年もここを訪れていますが、今年は昨年よりも遊歩道に陽が差し込んでいるような気がしたので、雑木の伐採を行ったのかもしれませんね。




木漏れ日の差す遊歩道を10分も歩くと関崎灯台が見えてきました。




遊歩道は関崎灯台の前を過ぎて関崎海星館まで続いていますが、関崎灯台から先はリニューアル工事の関係で立入禁止になっていたので、灯台の前から望遠で関崎海星館を撮影してみました。ガラス張りの展望デッキなどがある建物の外観は以前と変わっていなかったので、天体望遠鏡を含む内部のリニューアル工事を行っているんでしょうか?




関崎灯台の横にはさらに先へ進む狭い道があって、その先はもう佐賀関半島の最先端部の断崖絶壁になっていますが、ここには関崎地蔵が祀られています。お地蔵さまは豊後水道に向かって立っているのでこの角度からではお顔が見えませんでしたが・・・




説明板によると、このお地蔵さまは神仏習合の時代に造られと書かれていたので、奈良時代前後頃に造られたものかもしれませんね?




関崎地蔵の前から眺めた豊後水道です。足元は断崖絶壁になっていて沖には高島も見えていますが、四国の佐田岬は空気が霞んでいてほとんど見えませんでした。




関崎灯台の周辺にもたくさんのヤブツバキが自生していました。




でも花の最盛期はもう過ぎているようで、地面にはたくさんの花が落ちていました。




ここから南側の足元付近を眺めると遥か下に砂浜が見えます。この海岸へ行く遊歩道の途中には豊予要塞跡もあるので、これからこの砂浜まで遊歩道を下って行きます。




下り坂の遊歩道を十数分も歩くと海岸へ出ました。画像の左上には関崎灯台が小さく写っていて、その下には謎の建物もまだ残っていました。でも豊予要塞跡へと向かう遊歩道にはロープが張られて立入禁止になっていたので要塞跡の見物はできませんでした。




ここは釣り人以外はあまり訪れる人もいなくて、目の前は豊後水道の急流が流れているところなので、佐賀関のなかでも特に海がきれいなところなんですよね。




今回は「道の駅 さがのせき」で道の駅オリジナルの弁当を買ったので、このきれいな海を眺めながら弁当を美味しくいただきました。でも遊歩道をかなり歩いてお腹がペコペコになっていたので、早く食べたくてきれいな海と一緒に撮影するのをすっかり忘れてしまい、この画像は車の中で撮影したものです(笑)




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