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一種間ほど前のことですが、別府国際観光港に防衛省のチャーター船「はくおう」が寄港したので、その時の記事を載せます。


この前日には「ナッチャンWorld」が、戦車などを降ろして別府国際観光港を出港しましたが、翌日には「ナッチャンWorld」と入れ替わるように「はくおう」がやって来ました。岸壁には係船作業を行う作業員や、カメラを持った自衛隊の広報の人たちも待機していました。




係留作業が終わった「はくおう」です。例年この時期には日出生台(ひじゅうだい)演習場で合同演習を行うので、どちらかの船が戦闘車両など積んで大分へやって来ますが、いつもは大分港大在公共埠頭に接岸するのが今年は別府国際観光港でした。しかも「はくおう」と「ナッチャン World」が立て続けに入港したのは私の記憶では初めてです。




「はくおう」は車両の積み降ろしを船尾から行うので、別府国際観光港の広い敷地を大急ぎで走って、汗ビッショリになりながら撮影場所を移動しましたが、到着してしばらくしてからランプウェイが伸ばされて、その後30分以上全く動きがありませんでした。汗ビッショリになって走ったのは何だったんでしょうね?(笑)




しばらく様子を見ていたら大きな荷物を抱えた隊員たちが整列して出てきました。そして岸壁に待機していたトラックに乗り込みました。




隊員たちが出て行ってしばらくすると最初の車両が出てきました。




この車両は78式戦車回収車でしょうか?




次に出てきたのは「99式自走155mmりゅう弾砲」です。見た目は戦車とよく似ていますが、この車両は89式装甲戦闘車の車体をベースにして、その上に大砲を載せたもので、戦車と違って機動的な高速走行や、移動しながらの射撃は行えません。




前部には「2特-3-6」の文字が書かれていますが、これは北海道に駐屯する第2特科連隊 第3特科大隊 第6射撃中隊 の略号です。




「99式自走155mmりゅう弾砲」を横から見たところです。砲身を伸ばした状態での車体の全長は12.2mもあって、その長い砲身から愛称はロングノーズといわれています。




「99式自走155mmりゅう弾砲」は「はくおう」の中から次々と出てきましたが、なかにはバックで出てくる車両もありました。車両の大きさに対してあまり広くはないランプウェイですが、誘導する隊員との息の合った操縦で難なく出てきます。




岸壁にズラリと並んだ「99式自走155mmりゅう弾砲」です。画像には全ての車両は写っていませんが全部で十数両はありました。「99式自走155mmりゅう弾砲」は九州には配備されていないので、これだけズラリと並んだ姿を見るのは滅多にない壮観な光景ですね。
前日には「ナッチャンWorld」で運ばれてきた戦車も夜間に演習場へ運ばれましたが、演習が終わればどちらの車両も再び船に乗せられて北海道の駐屯地へと戻るので、その時はもう一度ここを訪れたいですね。



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