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葛原海岸から先は狭い山道になるので、ここから引き返して佐伯市街地へと向かいます。


ここは今までいた葛原(かずらはら)海岸から、御料理民宿 三休がある丸市尾(まるいちび)湾へと続く岬を廻る道路ですが、この岬を貫くようにトンネルが掘られているので、次にここを訪れ時にはもうこの道を通ることは無いかも知れませんね?




岬を廻ったら大分県でも有数のキス釣り場として有名な丸市尾湾が見えてきます。ここでは〝 ヒジタタキ〝 と呼ばれる、キスの頭を掴んだら尾びれが肘を叩くほど大きな30cmほどのキスが釣れるんですよね。そして画像の黄色い丸で囲ったところには不思議な形の構造物が見えています。




御料理民宿 三休の前を過ぎるとすぐに、この不思議な構造物が見えてきますが、これは津波災害時の避難用高台です。ここでは南海トラフ地震が発生すると13.5mの津波が34分で到達するといわれています。この道路の右側は砂浜なので海岸ギリギリに造られた高台ですね。




佐伯市街地まで戻ってくると、ここにも周辺の景観には不釣り合いな高台が見えてきました。




ここは「長島防災高台」というそうですが、ここでは南海トラフ地震が発生すると高さ7.4mの津波が54分後に到達して、ここを含む市街地全域が浸水するそうです。この津波避難高台の標高は9mで、頂上部にはマンホールトイレや、かまどベンチなどが常備されていて、平時は公園として開放されているそうなので一度見物に訪れてみたいですね。




佐伯市街地へ向かったのは、りゅうママのリクエストで佐伯市内の老舗菓子店が提供しているシャインマスカットパフェを食べるのが目的でしたが、菓子店のある佐伯市女島(めしま)地区は番匠川の河口近くにあるので、ちょっと一服しようと河口へ行ってみると、佐伯湾には一隻の掃海艇が停泊していました。




今回はりゅうママのリクエストで女島地区へ寄っただけで、掃海艇が停泊しているなんて想像もしていなかったのでとってもラッキーでした。大急ぎで車から降りて防波堤の端まで行って写真を撮りまくりましたが、りゅうママは全く関心が無いようでした(笑)




この掃海艇は「なおしま」といって、艇名は香川県にある島の「直島」に由来しているそうです。
ここへはりゅうママのお付き合いで寄っただけでしたが、たまにはいい事もあるものですね(笑)



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Comment
1
無題
避難用高台ってあるといいのにうちから近い海では見たことも聞いたことも無いな。近くのマンションとかに逃げろってのは聞いたからそれでいいってなってるのかな?

RE.1
Re:こんにちは、NONAMEさん
佐伯市はほぼ太平洋に面しているので、これらの高台の他にも番匠川の土手沿いにある住宅街の児童公園には鉄筋コンクリート製の「津波避難タワー」もあるんですよ。

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