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佐伯市直川で見頃を迎えたハナモモの観賞をしたら、その足で先日も訪れたばかりの佐伯市本匠のミツマタ群生地へと向かいました。


佐伯市本匠へ着いて最初に寄ったのは「本匠の大水車」ですが、駐車場の端っこの番匠川沿いに植えられている梅が、10日ほど前に訪れた時には満開だったのに、今はすっかり花を落としていました。この時季は季節の移り変わりが早いですね。




前回ミツマタの群落を観賞した時に、番匠川の断崖に張り出すように作られた遊歩道がミツマタの群落まで続いているようだったので、駐車場に車を停めたらさっそくこの遊歩道へと行ってみました。




この遊歩道はかなり錆びて腐食が進んでいたので、ある意味とてもスリリングでしたが・・・(笑) 岩に張り出した遊歩道の終点には立入禁止の立札などはありませんでしたが、ロープが張られてカラーコーンが置かれていたので、もしかしたら通行禁止なのかもしれませんね。でもその先のコンクリート舗装の遊歩道は特に危険そうな感じには見えませんでした。




ロープが張られていたので許可なく進入したら悪いのかな? と思って前回と同様にミツマタの群生地の番匠川を挟んだ対岸の駐車スペースに車を停め直し、群生地を眺めてみると前回は立ち枯れたススキばかりが目立っていたのが、今回はこの様にミツマタの薄黄色の花がびっしりと咲いて、まさに満開(見頃)って感じでした。




今回も万が一を考えて長靴を持ってきたので、浅瀬を探して対岸へ渡ろうとしましたが、この10日ほどで川の水量がかなり減ったようで、長靴に履き替えなくても大きな石を伝って余裕で対岸へ渡れました。




対岸の遊歩道から眺めたミツマタの群落がある斜面です。ススキが立ち枯れた状態でそのまま残っているのでミツマタがあまり目立ちませんが、かなりの本数のミツマタが自生?しているようでした。




そして杉林との境界辺りには数え切れないほどのミツマタが自生していました。枯れたススキの間だと目立たないミツマタも、背景が杉林の薄暗いところだとよく目立ちますね。




杉林の中から眺めた斜面です。ミツマタは斜面の頂上付近から遊歩道のすぐ上までびっしりと生えていました。見事の一言ですね。でもここはかなりの急斜面で足場もしっかりしていないので、ミツマタの間を歩いて上へ登ることはできないんですよね。




それでも何とか上から撮影しようと、杉林の中の踏み跡(獣道?)があるところを歩いて少しだけ登ってみました。この画像は杉林の中を数mほど登ったところから撮影したものですが、ミツマタの群生の下のほうには番匠川と対岸を走る県道も見えています。




ミツマタは斜面だけじゃなくて、杉林の中や遊歩道沿いの薄暗いところにも生えていて、日当たりのいい斜面に咲く花よりも黄色がより鮮やかに見えました。






今回は大水車から遊歩道を歩いてミツマタの群落まで行こうとしたら、ロープが張られていたので断念しましたが、反対側から行ってみるとコンクリート舗装の遊歩道は一部崩落しているところはありましたが、杉林の中をちょっと迂回すれば安全に歩く事もできたので、できれば遊歩道の整備と、ミツマタ観賞用の階段?などを設置してもらえれば多くの人が訪れる観光名所になると思うのですが・・・



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