長島古墳公園を出発したらこの日最後の目的地で、今夜のお宿からも近い「出水市ツル観察センター」へと向かいました。
長島古墳公園からは国道389号を戻って、途中から国道3号などを経由して、ツルの渡来地となっている干拓地のすぐ手前までやって来ました。ここを県道367号へ右折すると、広大な干拓地に田園が広がっているツルの越冬場所になります。
まだツルが越冬する干拓地へは入っていませんが、空を眺めるとたくさんのツルが干拓地へ向かって飛んでいました。
ツル観察センターへは干拓地に広がる田園の中の道を進むので、途中ではたくさんのツルを間近に見ることができますが、路駐は禁止なのでゆっくり進みながらツルを観察していると、道路上に水溜まりが見えてきました。この水溜まりは鳥インフルエンザ予防の消毒液で、至る所にこの様な水溜まりやタイヤの消毒をする人たちがいて、ここでは行きも帰りも徹底した防疫体制を敷いているんですよね。
消毒用の水溜まりを通り過ぎると「出水市ツル観察センター」へ到着です。以前は一人2~300円の入館料を払えばツルの観察ができましたが、今は入館料を含めて車一台について1000円の入域料(防疫等の費用)が必要でした。ここへ飛来するツルはナベヅルが全世界の9割、マナヅルが5割といわれていて、出水市では養鶏業も盛んなので、鳥インフルエンザが蔓延すると大変なことになりますからね。
ツル観察センターの前にはこの様な表示板がありますが、この日は11,856羽のツルが越冬地へ飛来していました。
入域料1000円を払ったら、さっそく建物内へ入ってツルの観察をしますが、入口にはこの様な幟が立てられていて、ツルの越冬地はラムサール条約の湿地に登録されていました。
ツル観察センターでは2階と屋上からツルの観察ができますが、2階は室内からガラス越しの観察になるので、雨の日や北風が吹く寒い日でも暖房の効いたなかでツルの観察ができます。
2階はツルの観察をするだけじゃなくて資料なども展示されていて、ツル羽数調査の結果も掲示されていました。これを見ると出水平野に渡来する1万数千羽のツルの9割ほどがナベヅルで、残りの1割がマナヅルとその他のツルのようでした。
この日は風も無い暖かい日だったので屋上にも上がってみました。2階からガラス越しに撮影するよりもこちらの方が写真がきれいに撮れますからね。そしてここからは無数のツルの物凄い鳴き声も聞こえるんですよね。
2階にも屋上にも双眼鏡が設置されていて望遠でツルの観察ができますが、私はツルの撮影が目的なのでカメラをズームにしてツルの観察、撮影を行いました。
頭を上げている白っぽいツルは全てマナヅルで、手前の黒っぽいツルはナベヅルですが、マナヅルは全体の一割しかいないのに、この画像だけを見るとマナヅルだらけですね。
こちらは2羽のナベヅルが向かい合って首を伸ばし、お尻の羽根を広げて鳴き合っているように見えますが、これはツルの求愛行動なんですよね。
ツルは一度ペア(つがい)になると相手が死ぬまで連れ添うそうですが、飛んでいるツルを見ても2羽のペアがたくさんいました。
なかには一羽で飛んでいるツルもいますが、これは若いオスのツルでペアとなる相手を探しているんでしょうか?
こちらは3羽で飛んでいるマナヅルです。最後尾の一羽だけちょと遅れているようにも見えたので、もしかしたら手前の2羽が夫婦で、後ろのツルはその子供なのかもしれませんね?
この画像は数年前にここを訪れた時のものですが、この時はツルの渡来数が今回よりも多い14000羽を超えていて、ツル観察センター前の農道は路面が見えないほどツルがひしめき合っていました。
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長島古墳公園からは国道389号を戻って、途中から国道3号などを経由して、ツルの渡来地となっている干拓地のすぐ手前までやって来ました。ここを県道367号へ右折すると、広大な干拓地に田園が広がっているツルの越冬場所になります。
まだツルが越冬する干拓地へは入っていませんが、空を眺めるとたくさんのツルが干拓地へ向かって飛んでいました。
ツル観察センターへは干拓地に広がる田園の中の道を進むので、途中ではたくさんのツルを間近に見ることができますが、路駐は禁止なのでゆっくり進みながらツルを観察していると、道路上に水溜まりが見えてきました。この水溜まりは鳥インフルエンザ予防の消毒液で、至る所にこの様な水溜まりやタイヤの消毒をする人たちがいて、ここでは行きも帰りも徹底した防疫体制を敷いているんですよね。
消毒用の水溜まりを通り過ぎると「出水市ツル観察センター」へ到着です。以前は一人2~300円の入館料を払えばツルの観察ができましたが、今は入館料を含めて車一台について1000円の入域料(防疫等の費用)が必要でした。ここへ飛来するツルはナベヅルが全世界の9割、マナヅルが5割といわれていて、出水市では養鶏業も盛んなので、鳥インフルエンザが蔓延すると大変なことになりますからね。
ツル観察センターの前にはこの様な表示板がありますが、この日は11,856羽のツルが越冬地へ飛来していました。
入域料1000円を払ったら、さっそく建物内へ入ってツルの観察をしますが、入口にはこの様な幟が立てられていて、ツルの越冬地はラムサール条約の湿地に登録されていました。
ツル観察センターでは2階と屋上からツルの観察ができますが、2階は室内からガラス越しの観察になるので、雨の日や北風が吹く寒い日でも暖房の効いたなかでツルの観察ができます。
2階はツルの観察をするだけじゃなくて資料なども展示されていて、ツル羽数調査の結果も掲示されていました。これを見ると出水平野に渡来する1万数千羽のツルの9割ほどがナベヅルで、残りの1割がマナヅルとその他のツルのようでした。
この日は風も無い暖かい日だったので屋上にも上がってみました。2階からガラス越しに撮影するよりもこちらの方が写真がきれいに撮れますからね。そしてここからは無数のツルの物凄い鳴き声も聞こえるんですよね。
2階にも屋上にも双眼鏡が設置されていて望遠でツルの観察ができますが、私はツルの撮影が目的なのでカメラをズームにしてツルの観察、撮影を行いました。
頭を上げている白っぽいツルは全てマナヅルで、手前の黒っぽいツルはナベヅルですが、マナヅルは全体の一割しかいないのに、この画像だけを見るとマナヅルだらけですね。
こちらは2羽のナベヅルが向かい合って首を伸ばし、お尻の羽根を広げて鳴き合っているように見えますが、これはツルの求愛行動なんですよね。
ツルは一度ペア(つがい)になると相手が死ぬまで連れ添うそうですが、飛んでいるツルを見ても2羽のペアがたくさんいました。
なかには一羽で飛んでいるツルもいますが、これは若いオスのツルでペアとなる相手を探しているんでしょうか?
こちらは3羽で飛んでいるマナヅルです。最後尾の一羽だけちょと遅れているようにも見えたので、もしかしたら手前の2羽が夫婦で、後ろのツルはその子供なのかもしれませんね?
この画像は数年前にここを訪れた時のものですが、この時はツルの渡来数が今回よりも多い14000羽を超えていて、ツル観察センター前の農道は路面が見えないほどツルがひしめき合っていました。
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