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新型コロナの収束が全く見えない状況が続いているので、今回も近場であまり人と出会わない豊後大野市三重町へと出かけました。


豊後大野市三重町の市街地を通り抜けて、山越えで佐伯市宇目町や宮崎県へと続く国道326号線が山道へ差し掛かる辺りまで来たら、山の上にカラフルな衣装をまとった巨大なお姫様の像が見えてきます。 
 
 
 

今回最初に訪れたのは、炭焼小五郎伝説の登場人物の 「 般若姫 」 の巨大な像が建っている山の麓にある内山観音(蓮城寺)です。
 

 

 蓮城寺(れんじょうじ)は西暦546年に中国の僧 蓮城が開山し、真名野長者(炭焼小五郎)が寺を建立したと伝えられる、大分県では最古といわれているお寺です。そしてここにはたくさんの薬師像が安置されていることから 「 内山観音 」の通称でも親しまれています。
 
 
 

蓮城寺の苔むした石段を登って山門を潜った先にある本堂の観音堂には、本尊の千手観音菩薩像が安置されています。




本堂の横には京都の三十三間堂と並ぶ998体の薬師像を安置した薬師堂があります。




薬師堂には室町時代の作といわれる木像金剛力士像が建物の両側に立っていて、無数の薬師像はガラス扉で保護された中に安置されています。




ガラス越しに撮影したずらりと並んだ無数の薬師像です。実際には998体の薬師像ですが、通称  「 千体薬師 」 と呼ばれています。




千体薬師がズラリと並んだ中央部には、ひと際大きくて色彩も鮮やかな薬師三尊像がありました。




蓮城寺の駐車場を挟んだ反対側には小川(三重川の源流)が流れていて、橋を渡った先には資料館のような建物がありますが、建物の入口には炭焼小五郎伝説に登場する人物や動物の像がありました。




炭焼小五郎伝説を超簡単に説明すると、顔に醜いあざがある都のお姫様(玉津姫)が炭焼小五郎(真名野長者)と夫婦になり、生まれた娘の般若姫が都の皇子の元へ嫁ぐ途中で船が遭難して亡くなり、弔いのために臼杵石仏を彫らせたというものです。
蓮城寺の見物をしたら、次は山上に建つ巨大な般若姫像へと向かいます。



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