12月2日は宮崎県の新田原基地で航空祭がありましたが、その一週間前には福岡県の築城基地でも航空祭があったので、3年ぶりに築城基地航空祭へ行きました。
福岡県築上町にある航空自衛隊の築城基地へはりゅう君がいる頃にはよく戦闘機の見物に行っていましたが、航空祭へ行くのはりゅう君がいなくなってからは初めてです。
例年航空祭は数万人の人出で賑わうので、お家を早朝に出発して浜の宮の臨時駐車場に到着したのは5時過ぎでしたが、すでに舗装している駐車場は満車で駐車できず運動グランドに線引きをした仮設駐車場に車を停めました。
臨時駐車場からは築城基地までシャトルバスが出ていますが、乗車の列に並ぶ前に手荷物検査があります。
航空祭では戦闘機などが機動飛行を行う展示飛行と地上に展示された航空機などを見物する地上展示とに分かれていますが、まずは戦闘機などが機動飛行をおこなう飛行展示の画像から載せます。
築城基地に到着して最初に飛び立ったのはオープニング・フライトを行う第8航空団(築城基地所属)のFー2戦闘機です。
戦闘機は旅客機などと違って高機動飛行をするので、主翼の付け根や翼端の空気が急減圧されてベイパーと呼ばれる空気中の水分が凝縮した煙のようなものが発生します。戦闘機の機動飛行ならではの光景ですね。
オープニング・フライトは6機のF-2戦闘機が編隊飛行を行いました。先頭の2機の垂直尾翼には記念塗装が描かれています。
記念塗装機2機での飛行です。上の機体は第8飛行隊の部隊マークで愛称にもなっているブラックパンサーが描かれています。そしてもう一機は第6飛行隊の部隊マークと来年創隊60周年になることが書かれていました。詳しくは次に載せる ゛地上展示 ゛ で紹介しますね。
オープニング・フライトを終えたF-2戦闘機が滑走路に着陸しました。機体の後部にはパラシュートのようなものが出ています。これはドラッグシュートといって着陸時の滑走距離を短くするものですが、実際にはこれが無くても着陸は出来るので通常訓練では出さないこともよくあります。
オープニング・フライトが終わったら、次はF-2戦闘機4機による 『模擬空対地射爆撃』 です。画像の左にはオープニング・フライトを終えてエプロン地区に駐機した記念塗装機の垂直尾翼が見えています。
離陸した4機のF-2戦闘機が揃って滑走路の上空を旋回しているところです。この後2機ずつに分かれて地上へ模擬爆撃を行います。
4機編隊から空対地射爆撃に向けて分かれていくところです。
航空祭では実際の爆撃は行えませんが、地上では模擬爆撃の爆音と共に黒煙も上がって迫力満点でした。でもこの直前まで全員が上空の戦闘機を眺めていて、突然の爆音にビックリして地上を見るんですよね(笑)
模擬空対地射爆撃が終わったら、次は山口県の防府北基地にある第12飛行教育団のT-7s期初等練習機4機による航過飛行です。この飛行機は戦闘機のパイロットを目指す航空学生が初めに乗る飛行機ですが、航空祭では普段教官をしている人が操縦しています。
T-7航過飛行の次は米軍のF-16(ファイティング ファルコン)戦闘機による機動飛行です。米軍機は航空自衛隊とは違って?とっても派手な機動飛行見せてくれるので、この時も離陸したと同時にこんな低空で機体を右旋回する捻じりを見せてくれました。
F-16の機動飛行はとっても派手で超低空飛行や急上昇などを繰り返すので見応えがありますが、撮影するほうは大変なんですよね(笑)
F-16の機動飛行の次は福岡県芦屋基地所属の第13飛行教育団のT-4練習機4機による航過飛行です。T-4はブルーインパルスや各航空基地の連絡機としても使われる純国産の優れたジェット機です。
T-4航過飛行の次は宮崎県の新田原基地所属の第5航空団のF-15(イーグル)戦闘機による機動飛行です。
つい最近まで築城基地にもF-15戦闘機の部隊があったので、航空祭ではF-2戦闘機、F-15戦闘機の両機種による機動飛行が見られましたが、今は新田原基地からやって来る1機しか見れないのは残念ですね。
午前中の最後のプログラムは第8航空団のF-2戦闘機による機動飛行です。このF-2戦闘機は離陸したと思ったら、もの凄い爆音とともにはるか上空へと一気に急上昇して行きました。
そして次に離陸したF-2戦闘機は米軍のF-16戦闘機に負けないほど低空での捻じりを見せてくれました。航空祭へは何度も行っていますがあまり見れないような光景です。米軍機の機動飛行に触発されたんでしょうか?(笑)
激しい機動飛行をするのでベイパーもよく出ていますね。
午後の最初のプログラムはウイスキーパパ(日本トップクラスの曲技飛行チーム)による競技曲技飛行です。昨年、今年とブルーインパルスは来ませんでしたが、プロペラ機による曲技飛行はジェット機とはまた違う面白さがあります。
これは機体を失速させて立て直すところですが、空中で一旦停止したと思ったら突然クルクルと錐もみ降下して再び通常飛行に戻りましたが、ジェット戦闘機では見ることができない演技ですね。展示飛行はこの後もありましたが、次の記事では地上展示を紹介します。
ランキングに参加しました。ポチっと協力をお願いします。
にほんブログ村 にほんブログ村
福岡県築上町にある航空自衛隊の築城基地へはりゅう君がいる頃にはよく戦闘機の見物に行っていましたが、航空祭へ行くのはりゅう君がいなくなってからは初めてです。
例年航空祭は数万人の人出で賑わうので、お家を早朝に出発して浜の宮の臨時駐車場に到着したのは5時過ぎでしたが、すでに舗装している駐車場は満車で駐車できず運動グランドに線引きをした仮設駐車場に車を停めました。
臨時駐車場からは築城基地までシャトルバスが出ていますが、乗車の列に並ぶ前に手荷物検査があります。
航空祭では戦闘機などが機動飛行を行う展示飛行と地上に展示された航空機などを見物する地上展示とに分かれていますが、まずは戦闘機などが機動飛行をおこなう飛行展示の画像から載せます。
築城基地に到着して最初に飛び立ったのはオープニング・フライトを行う第8航空団(築城基地所属)のFー2戦闘機です。
戦闘機は旅客機などと違って高機動飛行をするので、主翼の付け根や翼端の空気が急減圧されてベイパーと呼ばれる空気中の水分が凝縮した煙のようなものが発生します。戦闘機の機動飛行ならではの光景ですね。
オープニング・フライトは6機のF-2戦闘機が編隊飛行を行いました。先頭の2機の垂直尾翼には記念塗装が描かれています。
記念塗装機2機での飛行です。上の機体は第8飛行隊の部隊マークで愛称にもなっているブラックパンサーが描かれています。そしてもう一機は第6飛行隊の部隊マークと来年創隊60周年になることが書かれていました。詳しくは次に載せる ゛地上展示 ゛ で紹介しますね。
オープニング・フライトを終えたF-2戦闘機が滑走路に着陸しました。機体の後部にはパラシュートのようなものが出ています。これはドラッグシュートといって着陸時の滑走距離を短くするものですが、実際にはこれが無くても着陸は出来るので通常訓練では出さないこともよくあります。
オープニング・フライトが終わったら、次はF-2戦闘機4機による 『模擬空対地射爆撃』 です。画像の左にはオープニング・フライトを終えてエプロン地区に駐機した記念塗装機の垂直尾翼が見えています。
離陸した4機のF-2戦闘機が揃って滑走路の上空を旋回しているところです。この後2機ずつに分かれて地上へ模擬爆撃を行います。
4機編隊から空対地射爆撃に向けて分かれていくところです。
航空祭では実際の爆撃は行えませんが、地上では模擬爆撃の爆音と共に黒煙も上がって迫力満点でした。でもこの直前まで全員が上空の戦闘機を眺めていて、突然の爆音にビックリして地上を見るんですよね(笑)
模擬空対地射爆撃が終わったら、次は山口県の防府北基地にある第12飛行教育団のT-7s期初等練習機4機による航過飛行です。この飛行機は戦闘機のパイロットを目指す航空学生が初めに乗る飛行機ですが、航空祭では普段教官をしている人が操縦しています。
T-7航過飛行の次は米軍のF-16(ファイティング ファルコン)戦闘機による機動飛行です。米軍機は航空自衛隊とは違って?とっても派手な機動飛行見せてくれるので、この時も離陸したと同時にこんな低空で機体を右旋回する捻じりを見せてくれました。
F-16の機動飛行はとっても派手で超低空飛行や急上昇などを繰り返すので見応えがありますが、撮影するほうは大変なんですよね(笑)
F-16の機動飛行の次は福岡県芦屋基地所属の第13飛行教育団のT-4練習機4機による航過飛行です。T-4はブルーインパルスや各航空基地の連絡機としても使われる純国産の優れたジェット機です。
T-4航過飛行の次は宮崎県の新田原基地所属の第5航空団のF-15(イーグル)戦闘機による機動飛行です。
つい最近まで築城基地にもF-15戦闘機の部隊があったので、航空祭ではF-2戦闘機、F-15戦闘機の両機種による機動飛行が見られましたが、今は新田原基地からやって来る1機しか見れないのは残念ですね。
午前中の最後のプログラムは第8航空団のF-2戦闘機による機動飛行です。このF-2戦闘機は離陸したと思ったら、もの凄い爆音とともにはるか上空へと一気に急上昇して行きました。
そして次に離陸したF-2戦闘機は米軍のF-16戦闘機に負けないほど低空での捻じりを見せてくれました。航空祭へは何度も行っていますがあまり見れないような光景です。米軍機の機動飛行に触発されたんでしょうか?(笑)
激しい機動飛行をするのでベイパーもよく出ていますね。
午後の最初のプログラムはウイスキーパパ(日本トップクラスの曲技飛行チーム)による競技曲技飛行です。昨年、今年とブルーインパルスは来ませんでしたが、プロペラ機による曲技飛行はジェット機とはまた違う面白さがあります。
これは機体を失速させて立て直すところですが、空中で一旦停止したと思ったら突然クルクルと錐もみ降下して再び通常飛行に戻りましたが、ジェット戦闘機では見ることができない演技ですね。展示飛行はこの後もありましたが、次の記事では地上展示を紹介します。
ランキングに参加しました。ポチっと協力をお願いします。
にほんブログ村 にほんブログ村
PR
Comment
Trackback
Comment form