築城基地航空祭の展示飛行の次は地上展示の紹介です。
航空祭は基地内のとっても広い範囲を会場にしているので、一旦エプロン地区へ出て展示飛行の見物を始めたら、露店などが出店しているエリアへはなかなか行けませんが、露店の一角には海上自衛隊の紹介コーナーがあって頭に護衛艦を載せた海自隊員がいました(笑)
エプロン地区では東、西、北の3面で戦闘機などの展示を行っています。この画像は滑走路側の北面に駐機していた米軍のF-35AライトニングⅡにパイロットが乗り込んでいるところです。この後エンジンを始動させましたが、F-35は今回の展示の目玉なので人が多すぎてこれ以上は近づけませんでした(笑)
エプロン地区の西側には地上兵器やヘリコプター、戦闘機などが展示されていました。
茨城県百里基地の第301飛行隊に所属するF-4EJファントム改です。この戦闘機はF-35AライトニングⅡと入れ替わって退役する予定なので、もう間もなく見ることができなくなります。
F-4EJファントム改を正面から撮影した画像です。ファントムは百里基地に40機ほどが残っているだけですが、40年以上に亘って日本の空を守ってきた古参兵が去るのは寂しいですね。
コクピットにはこんな可愛らしい操縦士が乗っていました(笑)
尾翼に描かている部隊マークはマフラーをしたカエルです。百里基地の近くに筑波山があるので、ガマの油売りのガマガエルと無事に帰るとの願いを込めて部隊マークをカエルにしたそうです。
宮崎県新田原基地の第305飛行隊に所属するF-15J/DJイーグルです。ちょっと前までは築城基地にもF-15の飛行隊がありましたが、沖縄に移転したので今では通常訓練では見ることができなくなりました。
これはT‐4練習機(連絡機)です。ずんぐりした機体からドルフィンと呼ばれていますが、純国産の優れたジェット機なのでブルーインパルにも使われています。
こちらはエプロン地区の東側です。ここにはKC‐767空中給油機など大型の飛行機が展示されていますが、毎回ここは人気がイマイチなんですよね(笑)
エプロン地区の北側の滑走路横には機動飛行を行った戦闘機などが展示されています。
これはオープニング・フライトを行ったF‐2戦闘機の記念塗装機の一機です。
築城基地に所属する第8飛行隊の部隊マークは黒豹(ブラックパンサー)ですが、記念塗装機の垂直尾翼には黒豹の大きな顔の部分が描かれていました。
これが第8飛行隊のF-2戦闘機の垂直尾翼に通常描かれている部隊マークの黒豹です。
こちらは同じく築城基地に所属する第6飛行隊の記念塗装機です。
垂直尾翼には部隊マークの天逆鉾(あまのさかほこ)と弓が描かれていますが、その下には ゛ロクスコ60周年まで・・ ・ ゛と書かれていました。ロクスコのスコは英語のスコードロン(飛行隊)を略したもので、ロクは第6飛行隊のことです。第6飛行隊は昭和34年に千歳基地で編成され昭和39年に築城基地へ移転して来年で部隊編成60周年になります。
こちらは第6飛行隊のF-2戦闘機の垂直尾翼に描かれている部隊マークです。上の画像の記念塗装機はマークが裏返しになって鷲も描かれていますね。
F‐2戦闘機がずらりと並んだ端には米軍のF‐35AライトニングⅡと午前中に激しい機動飛行を見せてくれたF‐16ファイティングファルコンが展示されていました。右に見える機体が派手な機動飛行を見せてくれたF-16です。
F‐35ライトニングⅡは航空自衛隊がアメリカから購入する最新鋭のステルス戦闘機です。でもこのずんぐりした機体を見たら本当にレーダーに映り難いステルス(隠密)性があるのかなって思いますよね。
航空祭では地上展示の戦闘機等の他にも猫バスやどらえもんバスなども走っていて、小さな子供連れでも退屈させずに楽しむことができます。
展示飛行の合間には基地消防隊による実火訓練展示も行われていましたが、派手に炎と黒煙が上がって迫力がありました。でもこの炎はなかなか消えなくて午後の展示飛行が行えるのかちょっと心配になるほどでした(笑)
午前中の展示飛行が終わってちょっと早めの昼食を食べていたら、ファンシードリル展示が終わったパイロットの卵の航空学生たちが整列してやって来ました。
航空学生はパイロットになるまでに厳しい訓練がありますが、この中から何人が第一線の戦闘機パイロットになれるんでしょうね?
格納庫内ではコクピットの展示も行われていました。戦闘機のコクピットって普段はまず見ることができませんが、この時だけは撮影もOKなんですよね。
コクピット展示の様子です。機体後部から撮影したので人がいないように見えますが、機体前方には大勢の人たちが並んで順番を待っていました。
F-2戦闘機は空対空、空対地などいろんな種類のミサイルを搭載できますが、特に対艦攻撃に優れた戦闘機で、600kgほどある対艦ミサイルを4発も搭載できる世界最高レベルの対艦能力を有した戦闘機なので、マニアの間では ゛対艦番長 ゛なんて愛称で呼ばれているんですよね(笑)
例年航空祭は帰り道が大渋滞するので、展示飛行のプログラムが終了する前に会場を後にしましたが、エプロン地区にはこんなに大勢の人がいました。報道では3.5万人の入場者と言っていましたが、F-15の部隊がいてブルーインパルスも参加していた年には7万人以上の人出だったので、これでも賑わっていた頃の半分以下の人出なんですよね。
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航空祭は基地内のとっても広い範囲を会場にしているので、一旦エプロン地区へ出て展示飛行の見物を始めたら、露店などが出店しているエリアへはなかなか行けませんが、露店の一角には海上自衛隊の紹介コーナーがあって頭に護衛艦を載せた海自隊員がいました(笑)
エプロン地区では東、西、北の3面で戦闘機などの展示を行っています。この画像は滑走路側の北面に駐機していた米軍のF-35AライトニングⅡにパイロットが乗り込んでいるところです。この後エンジンを始動させましたが、F-35は今回の展示の目玉なので人が多すぎてこれ以上は近づけませんでした(笑)
エプロン地区の西側には地上兵器やヘリコプター、戦闘機などが展示されていました。
茨城県百里基地の第301飛行隊に所属するF-4EJファントム改です。この戦闘機はF-35AライトニングⅡと入れ替わって退役する予定なので、もう間もなく見ることができなくなります。
F-4EJファントム改を正面から撮影した画像です。ファントムは百里基地に40機ほどが残っているだけですが、40年以上に亘って日本の空を守ってきた古参兵が去るのは寂しいですね。
コクピットにはこんな可愛らしい操縦士が乗っていました(笑)
尾翼に描かている部隊マークはマフラーをしたカエルです。百里基地の近くに筑波山があるので、ガマの油売りのガマガエルと無事に帰るとの願いを込めて部隊マークをカエルにしたそうです。
宮崎県新田原基地の第305飛行隊に所属するF-15J/DJイーグルです。ちょっと前までは築城基地にもF-15の飛行隊がありましたが、沖縄に移転したので今では通常訓練では見ることができなくなりました。
これはT‐4練習機(連絡機)です。ずんぐりした機体からドルフィンと呼ばれていますが、純国産の優れたジェット機なのでブルーインパルにも使われています。
こちらはエプロン地区の東側です。ここにはKC‐767空中給油機など大型の飛行機が展示されていますが、毎回ここは人気がイマイチなんですよね(笑)
エプロン地区の北側の滑走路横には機動飛行を行った戦闘機などが展示されています。
これはオープニング・フライトを行ったF‐2戦闘機の記念塗装機の一機です。
築城基地に所属する第8飛行隊の部隊マークは黒豹(ブラックパンサー)ですが、記念塗装機の垂直尾翼には黒豹の大きな顔の部分が描かれていました。
これが第8飛行隊のF-2戦闘機の垂直尾翼に通常描かれている部隊マークの黒豹です。
こちらは同じく築城基地に所属する第6飛行隊の記念塗装機です。
垂直尾翼には部隊マークの天逆鉾(あまのさかほこ)と弓が描かれていますが、その下には ゛ロクスコ60周年まで・・ ・ ゛と書かれていました。ロクスコのスコは英語のスコードロン(飛行隊)を略したもので、ロクは第6飛行隊のことです。第6飛行隊は昭和34年に千歳基地で編成され昭和39年に築城基地へ移転して来年で部隊編成60周年になります。
こちらは第6飛行隊のF-2戦闘機の垂直尾翼に描かれている部隊マークです。上の画像の記念塗装機はマークが裏返しになって鷲も描かれていますね。
F‐2戦闘機がずらりと並んだ端には米軍のF‐35AライトニングⅡと午前中に激しい機動飛行を見せてくれたF‐16ファイティングファルコンが展示されていました。右に見える機体が派手な機動飛行を見せてくれたF-16です。
F‐35ライトニングⅡは航空自衛隊がアメリカから購入する最新鋭のステルス戦闘機です。でもこのずんぐりした機体を見たら本当にレーダーに映り難いステルス(隠密)性があるのかなって思いますよね。
航空祭では地上展示の戦闘機等の他にも猫バスやどらえもんバスなども走っていて、小さな子供連れでも退屈させずに楽しむことができます。
展示飛行の合間には基地消防隊による実火訓練展示も行われていましたが、派手に炎と黒煙が上がって迫力がありました。でもこの炎はなかなか消えなくて午後の展示飛行が行えるのかちょっと心配になるほどでした(笑)
午前中の展示飛行が終わってちょっと早めの昼食を食べていたら、ファンシードリル展示が終わったパイロットの卵の航空学生たちが整列してやって来ました。
航空学生はパイロットになるまでに厳しい訓練がありますが、この中から何人が第一線の戦闘機パイロットになれるんでしょうね?
格納庫内ではコクピットの展示も行われていました。戦闘機のコクピットって普段はまず見ることができませんが、この時だけは撮影もOKなんですよね。
コクピット展示の様子です。機体後部から撮影したので人がいないように見えますが、機体前方には大勢の人たちが並んで順番を待っていました。
F-2戦闘機は空対空、空対地などいろんな種類のミサイルを搭載できますが、特に対艦攻撃に優れた戦闘機で、600kgほどある対艦ミサイルを4発も搭載できる世界最高レベルの対艦能力を有した戦闘機なので、マニアの間では ゛対艦番長 ゛なんて愛称で呼ばれているんですよね(笑)
例年航空祭は帰り道が大渋滞するので、展示飛行のプログラムが終了する前に会場を後にしましたが、エプロン地区にはこんなに大勢の人がいました。報道では3.5万人の入場者と言っていましたが、F-15の部隊がいてブルーインパルスも参加していた年には7万人以上の人出だったので、これでも賑わっていた頃の半分以下の人出なんですよね。
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