鏡山大神社を出発したら田川市へと向かいます。
田川市へ入って最初に寄ったのは 『 田川市 石炭・歴史博物館 』 です。
ここには三井田川鉱業所・井田坑の跡地を整備して、井田竪坑櫓や井田竪坑第一、第二煙突など当時の炭坑設備を、歴史遺産としてそのままの姿で残した 『 田川市 石炭記念公園 』 と、石炭関連資料の展示を行っている 『 田川市石炭・歴史博物館 』 があります。
まずは屋外施設などが残されている 『 田川市石炭記念公園 』 の見学です。最初に目に飛び込んできたのは 「 月が出た出た、月が出た、ヨイヨイ 」 の歌詞で知られる炭坑節発祥の地の石碑です。でもこの歌は 「三池炭鉱の上に出た」 と歌われていたので、三井三池炭鉱があった大牟田市と、どちらが発祥の地なのかで一時期もめたこともあるそうです。
炭坑節発祥の地の石碑のすぐ横には 『 炭鉱夫之像 』 があります。深い坑道の奥へと入って行く夫と、それを見送る妻の姿でしょうか?明治から昭和の初期にかけての筑豊の小規模な炭鉱では、夫婦が一緒に坑道に入って採炭作業をすることも珍しくなかったそうです。
石炭記念公園内には目に付く巨大な施設が二つありますが、そのひとつが国登録有形文化財に指定されている鉄骨製で高さが28mの 『 井田竪坑櫓(いたたてこうやぐら) 』 です。
竪坑櫓にはこの様なゴンドラが取り付けられていて、このゴンドラで炭鉱夫を地中深くにある坑道へ運んだり、石炭の運搬などに使っていたそうです。この竪坑櫓は筑豊地方では唯一現存するものだそうです。竪坑櫓といえば世界遺産になっている熊本県荒尾市の万田坑第二竪坑櫓も有名ですね。
石炭の運搬に使用されていた蒸気機関車も展示されていました。蒸気機関車の向こう側には瓦屋根の復元された炭坑住宅も見えていますが、ここは博物館の施設になるので次の記事で載せます。
そしてもう一つの巨大施設が、この井田竪坑第一、第二煙突です。煙突の前には第二竪坑櫓跡の石碑もあります。炭坑節の一節の 「 あんまり煙突が高いので~ 」 はこの煙突のことだそうです。この煙突は蒸気動力の排煙用で、当時は真っ黒い煙が絶えることが無かったそうです。
ここは駐車場と石炭記念公園の見学は無料なので、以前りゅう君と訪れ時には、博物館へは入らずに、この公園だけを見学しました。
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田川市へ入って最初に寄ったのは 『 田川市 石炭・歴史博物館 』 です。
ここには三井田川鉱業所・井田坑の跡地を整備して、井田竪坑櫓や井田竪坑第一、第二煙突など当時の炭坑設備を、歴史遺産としてそのままの姿で残した 『 田川市 石炭記念公園 』 と、石炭関連資料の展示を行っている 『 田川市石炭・歴史博物館 』 があります。
まずは屋外施設などが残されている 『 田川市石炭記念公園 』 の見学です。最初に目に飛び込んできたのは 「 月が出た出た、月が出た、ヨイヨイ 」 の歌詞で知られる炭坑節発祥の地の石碑です。でもこの歌は 「三池炭鉱の上に出た」 と歌われていたので、三井三池炭鉱があった大牟田市と、どちらが発祥の地なのかで一時期もめたこともあるそうです。
炭坑節発祥の地の石碑のすぐ横には 『 炭鉱夫之像 』 があります。深い坑道の奥へと入って行く夫と、それを見送る妻の姿でしょうか?明治から昭和の初期にかけての筑豊の小規模な炭鉱では、夫婦が一緒に坑道に入って採炭作業をすることも珍しくなかったそうです。
石炭記念公園内には目に付く巨大な施設が二つありますが、そのひとつが国登録有形文化財に指定されている鉄骨製で高さが28mの 『 井田竪坑櫓(いたたてこうやぐら) 』 です。
竪坑櫓にはこの様なゴンドラが取り付けられていて、このゴンドラで炭鉱夫を地中深くにある坑道へ運んだり、石炭の運搬などに使っていたそうです。この竪坑櫓は筑豊地方では唯一現存するものだそうです。竪坑櫓といえば世界遺産になっている熊本県荒尾市の万田坑第二竪坑櫓も有名ですね。
石炭の運搬に使用されていた蒸気機関車も展示されていました。蒸気機関車の向こう側には瓦屋根の復元された炭坑住宅も見えていますが、ここは博物館の施設になるので次の記事で載せます。
そしてもう一つの巨大施設が、この井田竪坑第一、第二煙突です。煙突の前には第二竪坑櫓跡の石碑もあります。炭坑節の一節の 「 あんまり煙突が高いので~ 」 はこの煙突のことだそうです。この煙突は蒸気動力の排煙用で、当時は真っ黒い煙が絶えることが無かったそうです。
ここは駐車場と石炭記念公園の見学は無料なので、以前りゅう君と訪れ時には、博物館へは入らずに、この公園だけを見学しました。
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