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稲童一号掩体壕を出発したら、みやこ町の豊前国分寺跡へと向かいました。
 

豊前国分寺跡のある みやこ町は築城基地がある築上町のお隣の町ですが、みやこ町は 『京都(みやこ)郡みやこ町』 といって、とっても歴史を感じさせるようなところです。そして国分寺(こくぶんじ)とは天平の時代(西暦700年代)に当時の聖武天皇が各地に建立を命じた寺院で、福岡県では筑前、筑後、豊前の三か国に建立されたそうです。
  
  
  

豊前国分寺の入口にはこんな木柱があって ゛豊の国歴史ロマン街道 ゛と書かれていたので、調べてみたら福岡県北東部から大分県北部に位置する 『日本風景街道』 のひとつとの説明がありましたが、何のことやらさっぱり分かりませんでした(笑) でも豊の国といえば豊後国(大分県)をイメージしていましたが、よく考えたら豊前国(福岡県)も豊の国なんですよね。




ここにはとっても広い国分寺史跡公園や豊津神社などがありますが、この案内板には書かれていない三重塔がとっても見事で見応えがあるんですよね。
 
 
 

これが豊前国分寺のシンボルともいえる三重塔です。この三重塔は明治28年に建立されたそうで、福岡県の文化財にも指定されていますが、塔の高さは23.5mあって、『三重塔』 としては、奈良の「法起寺」と並ぶ日本一の規模の塔だそうです。
 
 
 

三重塔の周囲は国分寺史跡公園になっていて、広い公園内にはよく手入れされた多くの梅の木が植えられていました。
 
 
 

この時はちょうど梅の花が満開で、史跡公園全体が梅の花の甘い香りでいっぱいでした。
 
 
 

国分寺史跡公園の横には 『豊津神社』 があります。でも屋根瓦の上には白くて丸い不思議な形のものが乗せられていました。
 
 
 

望遠で撮影したら、東西南北の文字と中央部には丸で囲まれた 『 鬼 』 の文字らしきものが見えました。これって鬼門除けのようなものなんでしょうか?




そして社殿に掲げられていた額には手前に 『豊津神社』 と、奥の額には 『山王宮』 と記されていました。この神社は二つの名前を持っているんでしょうか?神社については全く知識が無いのですべてが謎だらけですね(笑)



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