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お墓参りを済ませても時間に余裕があるので、これから熊本市へ向い熊本城の見物をします。


道の駅・竜北を出発したら国道3号線を北上し、40分ほどして熊本市街へ入ると頭上には熊本城の写真付きの立派な?標識が見えてきました。
 
 
 

標識に従って進み、熊本城の二の丸駐車場に車を停めましたが、この日は日曜日だったからなのか?それとも熊本地震の本震からちょうど一年目の4月16日だったからなのか?駐車場はほぼ満車状態でした。
 
 
 

そして駐車場のすぐ横の二の丸広場にも大勢の人たちがいて、思い思いにシートを広げて弁当を食べたりして寛いでいました。
  
  
 

この画像は熊本地震から二ヵ月後にりゅう君と熊本城を訪れた時のものですが、この時には二の丸広場にはほとんど観光客がいなかったんですよね。
  
    
  

そして広場の一角にはこの様な展示ブースがあって、多くの人たちから届けられた熊本城復興を応援する励ましのメッセージが展示されていました。




熊本地震の本震からちょうど一年目になる二の丸広場から見た熊本城の風景です。右から大天守、小天守、宇土櫓です。




大天守を望遠で撮影すると鉄骨が組まれていて、画像の右上には被害状況を調査しているのか?ドローンが飛んでいました。




大天守はすでに復旧作業に着手しているようでしたが、震災直後から一本足の石垣で頑張っていた戌亥櫓(いぬいやぐら)は修復もまだ手付かずの状態で一年間も一本足のままで持ち堪えていました。




広場のほうを見たら崩落したたくさんの巨石が整然と並べられていました。




それぞれの石にはこの様に番号が書かれていましたが、膨大な数の石ですから積み直すのも大変でしょうね。
 
 
 

ここにはこんな貼紙もありました。先ほどのドローンはやっぱり被害状況の記録や原因究明のために撮影をしていたんですね。

 
 

昨年ここを訪れた時には二の丸広場以外は立入り禁止でしたが、今はお堀沿いを歩いて加藤神社まで行けるようです。でも遊歩道のコンクリートには地震の影響で大きな亀裂ができていて歩行禁止になっていました。




城内の案内表示を見たらまだ閉鎖中の施設もいくつかあるようです。




お堀沿いにしばらく歩いて加藤清正を祀る加藤神社に到着です。ここも熊本地震発生から二ヶ月ほどは立ち入り禁止でしたが、この日は多くの車や人がお払いにやって来ていました。




ここからは目の前に宇土櫓が、そしてその奥に大天守、小天守が見えますが、ここから見る限りでは宇土櫓の石垣は無事なように見えました。




大天守も間近に見れますが、大天守は連休明けには本格的な修復工事が始まるのでシートで覆われてしばらくはその姿を見る事が出来なくなるそうです。




大天守の崩落した屋根瓦の辺りを望遠で撮影したら雑草が茂っていて痛々しいですね。熊本城は熊本県民のシンボルなので大天守だけは一足早く修復作業に取り掛かるそうです。
 
 
 

加藤神社から二の丸駐車場へ戻ったら、無料のシャトルバスに乗ってお土産屋さんや食事処のある 『桜の馬場 城彩苑』 へと向かいます。




城彩苑にバスが到着したら戦国大名で熊本城を築いた加藤清正の銅像を見るためにいったん城外へ出ます。西南の役でも落城せず難攻不落と言われた熊本城ですが、自然の力には敵わなかったんですね。




加藤清正の銅像を見たら再び城彩苑へ戻ります。ここには多くの観光客がいて熊本地震の影響は全く感じられませんでした。こんなにたくさんの観光客が戻ってくるなんて嬉しい限りですね。
 
 
 

城彩苑には多くのお店がありますが、このお店は熊本県では超有名な 『お菓子の梅香』 の支店のひとつの 『梅香庵』 です。
 
 
 

お菓子の梅香の代表的なお菓子の一つに 『陣太鼓』 がありますが、ここでは陣太鼓を練り込んだ 『陣太鼓ソフト』 を売っていました。




ソフトクリームが大好きなりゅうママはさっそく 『陣太鼓ソフト』 をお買い上げです。でも今日のりゅうママは道の駅・竜北で 『い草抹茶ソフト』 も食べているんですよねぇ~(笑)




城彩苑の中をウロウロと見物していたら復興城主受付所と書かれた看板がありました。熊本城復興のために一口1万円以上の寄付をしたら城主証や城主手形を貰えて観光施設の割引などを受けられるそうです。
 
 
 

城彩苑を見て廻ったら歩いて二の丸駐車場へ戻ります。城彩苑の裏手の坂道を少し上ると未申櫓(ひつじさるやぐら)が見えてきますが、ここから見る限りでは石垣の崩落は無いように見えます。
 
 
 

でもちょっと角度を変えて離れた場所を見たら、巨大な鉄骨で支えられた飯田丸五階櫓(いいだまるごかいやぐら)が見えました。この鉄骨によって奇跡の一本石垣の飯田丸五階櫓は守られているんですね。




熊本城を出発したらお家へと向かいますが、ミルクロードの入口まで来たら 『くまモン』 と 『めじろん』 が描かれた がんばろう‼ 熊本・大分 と書かれた大きな看板がありました。

 


ミルクロード入口の大津町からお家まではまだ100km以上の距離がありますが、もうどこへも寄らずにお家へ直行です。
でもりゅう君がいた頃には何度もお散歩休憩をしていたし、遊び疲れたりゅう君はいつもりゅうママの腕まくらでぐっすりとお休みをしていたんですよね。








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Comment
1
ランと行ったのは、地震一か月前でした・・・
まさかですよねぇ~、ほんとうにお城もそうですが、
あの、阿蘇神社・阿蘇大橋が、大ショックでした。
しかし。まだおうちが壊れたままのお方や動物たちと
別れたままのニュースを見ると涙が出てきますね。

しかし、りゅうくんの長生きは、人生が2度あった感じ
だと思います・・・ぱぱさんと会う前10年と
その後のぱぱ旅の日々ですね。

RE.1
こんにちは、びびさん
益城町辺りでは地震から一年経っているのに被災家屋を多く見かけました。順調に復興が進んでいるとはいえない状況のようです。
避難所にペット同伴で行けないので車中泊を続けている人も多いとニュースでも言っていましたね。
九重町には被災ペットの避難所が昨年完成して将来的には数百匹の収容が可能になると新聞に載っていましたが、この様な施設が増えると飼い主さんも助かりますね。
りゅう君が我が家にやって来てからの9年間はどこへ行くにも一緒だったので、実家でお留守番ばかりだった10年とまさに人生が2度あったって感じですね。

2
無題
訃報のコメント以来(入力がよくわからずNONEMEですみません)、GWのお出かけに参考にさせていただこうと、久々に開かせていただきました。更新されていたんですね。嬉しいです。これからもわんこの飼い主目線での旅行記楽しみにしています。

RE.2
こんにちは、NONAMEさん
コメント、ありがとうございます。
りゅう君はもういませんが、ここまでブログを続けてきたのでこれからもワンコ目線でのお出かけ記事をもう少し頑張って続けようと思っています。

Nameはコメント記入枠の幅と同じ位置にカーソルを持っていってクリックしたら記入できます。Titleも同じです。
よろしくお願いしますね。

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