道の駅「きくすい(菊水)」を出発したら、すぐ近くにある次の目的地へと向かいました。
道の駅を出発して県道16号を玉名市方面へ向かうと、すぐにこの様な標識が見えてきます。これから向かうのは標識にの一番上に書かれている謎の隧道遺構の「トンカラリン」という不思議な名前のところですが、この標識は道の駅の敷地内からでも見えるところに立てられていて、トンカラリンは道の駅のすぐ斜め前にあるんですよね。
標識に従って県道16号から左折すると、集落の中を走る狭い道になりますが、300mも進むと道路沿いにトンカラリンの説明板と、その横には階段が見えてきます。この階段の上がトンカラリンの駐車場になっているのでここに車を停めました。
駐車場の奥には民家が数軒ありますが、謎のトンネル遺構の「トンカラリン」へはこの民家の横を通って奥へと進みます。
駐車場の奥へ数十mも進むと、トンカラリンの案内板と、その横には洞窟が見えてきました。画像には写っていませんが、このすぐ横には民家があって、ここは民家の裏庭のような感じのところです。そして右側に見える階段の先にはさらに謎のトンネル遺構が続いています。
トンカラリンの説明板です。これによるとトンカラリンは全長445mほどの隧道で、ここには7段の石積みの階段があると書かれていました。ちなみにトンカラリンという名称は隧道内に石を投げ入れたら「とんからりん」と音がするからという説もあるそうです。
さっそくトンカラリンの開口部から内部を覗いてみましたが、開口部の高さが1m弱ほどしかない洞窟は、立った位置からでは内部の様子はほとんど分かりませんでした。
入口に座って腕を伸ばしてカメラを内部に入れて撮影してみると、ようやく説明板に書かれていた7段の階段が見えました。でも洞窟の高さや横幅から考えると、とても人が通るための階段とは思えませんね。
そしてここには安全確保のために、トンネル内への立入禁止と書かれた表示もありましたが、この狭いトンネルへ入る人がいるんでしょうか?
トンカラリンの7段の階段を見物したら、さらに先へと続く歩道を進みました。トンカラリンは過去に一度だけ訪れたことがありますが、7段の階段から先は初めてなんですよね。しばらく畑や竹林の間の狭い道を歩くと、歩道の右側の堀のようになったところに、草に覆われた次の開口部が見えてきました。歩道は左側の高くなったところです。
開口部は2か所ありましたが、ひとつはこの様に人がやっと入れる程度の幅で、高さは1.5mほどありました。
内部を覗いてみると、側面は岩肌を削っただけのようでしたが、上部には平たい岩で蓋をしたような感じでした。そして奥の方からは光が差し込んでいました。でもここも立入禁止になっていました。
さらに先へ進むと、今度は堀が歩道の左側に見えてきました。
この堀は途中で途切れていて、底部には人が腹ばいになってやっと通れるかどうかというほど小さな開口部がありました。
入り口部は石組みになっていましたが、内部はどのようになっているのかとても気になりますね。この画像だけを見ると排水溝のようにも見えますが、不自然に曲がりくねった隧道や、排水の必要がない地形などから、現在では排水溝説は完全に否定されていて、未だにトンカラリンの造られた目的は分かっていなそうです。
トンカラリンのある林を抜けると車道が走っていて、いかにも由緒がありそうな神社がありました。この神社は「菅原神社」というそうです。トンカラリンはここから続いているようだったので、この神社と何らかの関連があるんでしょうか?
神社なので当然一対の狛犬がありましたが、この神社の狛犬はちょっと変わっていて、向かって左側の狛犬はお坊さん(賢人?)に従っているように、狛犬と人が一緒に鎮座していました。
余談になりますが、この神社は拝殿の天井に大正時代の海軍水上機の木製のプロペラが展示されていると、色んなサイトに書かれていましたが、訪れた時には残念ながら展示されていませんでした。
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道の駅を出発して県道16号を玉名市方面へ向かうと、すぐにこの様な標識が見えてきます。これから向かうのは標識にの一番上に書かれている謎の隧道遺構の「トンカラリン」という不思議な名前のところですが、この標識は道の駅の敷地内からでも見えるところに立てられていて、トンカラリンは道の駅のすぐ斜め前にあるんですよね。
標識に従って県道16号から左折すると、集落の中を走る狭い道になりますが、300mも進むと道路沿いにトンカラリンの説明板と、その横には階段が見えてきます。この階段の上がトンカラリンの駐車場になっているのでここに車を停めました。
駐車場の奥には民家が数軒ありますが、謎のトンネル遺構の「トンカラリン」へはこの民家の横を通って奥へと進みます。
駐車場の奥へ数十mも進むと、トンカラリンの案内板と、その横には洞窟が見えてきました。画像には写っていませんが、このすぐ横には民家があって、ここは民家の裏庭のような感じのところです。そして右側に見える階段の先にはさらに謎のトンネル遺構が続いています。
トンカラリンの説明板です。これによるとトンカラリンは全長445mほどの隧道で、ここには7段の石積みの階段があると書かれていました。ちなみにトンカラリンという名称は隧道内に石を投げ入れたら「とんからりん」と音がするからという説もあるそうです。
さっそくトンカラリンの開口部から内部を覗いてみましたが、開口部の高さが1m弱ほどしかない洞窟は、立った位置からでは内部の様子はほとんど分かりませんでした。
入口に座って腕を伸ばしてカメラを内部に入れて撮影してみると、ようやく説明板に書かれていた7段の階段が見えました。でも洞窟の高さや横幅から考えると、とても人が通るための階段とは思えませんね。
そしてここには安全確保のために、トンネル内への立入禁止と書かれた表示もありましたが、この狭いトンネルへ入る人がいるんでしょうか?
トンカラリンの7段の階段を見物したら、さらに先へと続く歩道を進みました。トンカラリンは過去に一度だけ訪れたことがありますが、7段の階段から先は初めてなんですよね。しばらく畑や竹林の間の狭い道を歩くと、歩道の右側の堀のようになったところに、草に覆われた次の開口部が見えてきました。歩道は左側の高くなったところです。
開口部は2か所ありましたが、ひとつはこの様に人がやっと入れる程度の幅で、高さは1.5mほどありました。
内部を覗いてみると、側面は岩肌を削っただけのようでしたが、上部には平たい岩で蓋をしたような感じでした。そして奥の方からは光が差し込んでいました。でもここも立入禁止になっていました。
さらに先へ進むと、今度は堀が歩道の左側に見えてきました。
この堀は途中で途切れていて、底部には人が腹ばいになってやっと通れるかどうかというほど小さな開口部がありました。
入り口部は石組みになっていましたが、内部はどのようになっているのかとても気になりますね。この画像だけを見ると排水溝のようにも見えますが、不自然に曲がりくねった隧道や、排水の必要がない地形などから、現在では排水溝説は完全に否定されていて、未だにトンカラリンの造られた目的は分かっていなそうです。
トンカラリンのある林を抜けると車道が走っていて、いかにも由緒がありそうな神社がありました。この神社は「菅原神社」というそうです。トンカラリンはここから続いているようだったので、この神社と何らかの関連があるんでしょうか?
神社なので当然一対の狛犬がありましたが、この神社の狛犬はちょっと変わっていて、向かって左側の狛犬はお坊さん(賢人?)に従っているように、狛犬と人が一緒に鎮座していました。
余談になりますが、この神社は拝殿の天井に大正時代の海軍水上機の木製のプロペラが展示されていると、色んなサイトに書かれていましたが、訪れた時には残念ながら展示されていませんでした。
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