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道の駅「水辺の郷 おおやま」を出発しても、まだ時間がたっぷりあったので国道210号へは戻らずに、国道212号を阿蘇方面へと進みました。


道の駅「水辺の郷 おおやま」から国道212号を十数mほど阿蘇方面へ走ると熊本県へ入りますが、さらに先へ進むと国道212号は国道387号と442号の重複区間との交差点に出て、熊本県阿蘇郡小国町の国道387号、442号沿いにある道の駅「小国(おぐに)」の標識が見えてきたのでここに車を停めました。




第一駐車場の入口から撮影した道の駅「小国」の全景です。この道の駅には第一、第二駐車場がありますが、両方を合わせても普通車が数十台(35台?)と大型車が数台(3台?)程度しか停められないので、いつも車を停めるのに苦労するんですよね。




こちらは第一駐車場から物産館を挟んだ反対側にある第二駐車場です。




道の駅「小国」のいちばんの特徴は、何といってもこの逆台形のような不思議な形をした建物の外観です。そして形も変わっていますが、建物の全面がミラーガラスになっていてピカピカなんですよね。




このピカピカの建物の前を車が通ると、車の屋根部分がミラーガラスに映りますが、人が歩いた場合には頭のてっぺんが映るので、髪の毛が少し寂しくなっている人は要注意ですね(笑)




第二駐車場の一角には観光案内所もありました。そして右側の建物はトイレです。




敷地内にはまるで駅のホームのような休憩スペースもありました。




ここにはかつて大分県玖珠町と熊本県小国町を結ぶ国鉄・宮原線(みやのはるせん)が通っていて、この道の駅がある場所には終着駅の肥後小国駅があったんですよね。




休憩スペースの前にはレールの一部や、当時使われていた鉄道関連の切替器なども展示されていました。旧国鉄・宮原線の遺構についてはこの後何ヵ所か訪れたので、もう少し先で紹介しますね。




道の駅「小国」にはレストランやテイクアウトのお店はありませんが、隣接するウッディタウンと呼ばれる飲食店などが集まっているところには、うどう屋、蕎麦屋、洋食屋、定食屋、酒店、ソフトクリームのお店などがあって、食事等には困ることはないんですよね。




物産館の建物は2階建てですが、第一駐車場の横にはスロープが設置されていて、体の不自由な人でも2階へ上がれるようになっていました。




ここが物産館の2階です。外からは全面がミラーに見えていましたが、中から外を見ると普通のガラスなんですね。




2階への階段の途中にはこの様な貼り紙があって、2階には観光パンフなども置かれていて飲食もできるようですね。




2階にはテーブル席などもありましたが、旧国鉄・宮原線の営業当時の写真などもあってギャラリーのようになっているので、飲食や休憩をしなくても楽しめそうでした。そして2階の一角には様々な情報を発信する「情報案内機関」と呼ばれる施設もあって常駐の人もいました。




物産館の入口にはこの様な貼り紙もありました。このすぐ近くには裏見の滝としてテレビCM等に度々登場して全国的に有名になった「鍋ケ滝(なべがたき)」があって、過去に何度か訪れたこともありますが、今は周辺道路の渋滞緩和のために予約なしでは見物ができないんですよね。予約は基本的にはWEB上となっていますが、当日券は第二駐車場にある観光案内所(観光協会)で発行しているんですね。



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