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津久見市街地で新商品の「ぶりめし」を買ったら、国道217号をもう少しだけ南下します。


国道217号は津久見の市街地を抜けてしばらくすると、網代(あじろ)トンネルを抜けて四浦半島の付け根へと出ますが、トンネルの入口には450年の歴史を持つ伝統芸能の「津久見 扇子踊り」を優雅に舞う女性のレリーフが描かれています。次の目的地はこのトンネルの手前を左折したところにあります。




網代トンネルの手前を左折すると2棟の校舎が見えてきます。手前にあるのはすでに廃校となった日代(ひじろ)小学校で、その左側に見えるのは現在休校中の日代(ひじろ)中学校です。




次の目的地は休校となっている日代中学校の目の前の海に浮かぶ「網代島(あじろじま)」ですが、日代小学校のグランドが駐車場になっているのでここに車を停めました。




駐車場(グランド)に車を停めて、日代中学校のグランドを横切って波打ち際まで行ってみると、防波堤には網代島についての説明板が掲げられていて、その先には網代島が見えていました。




防波堤に掲げられていた説明板には〝 宇宙塵(うちゅうじん)〝 の文字が書かれていますが、宇宙塵とは流星から飛び散った微小なかけらなどの宇宙に漂う微粒物質のことで、網代島では2億4千万年前の地層から世界最古の宇宙塵が発見されたそうです。




防波堤の上から眺めた網代島です。この時は大潮の干潮だったので陸続きになっていますが、満潮時には網代島へと続くこの道は海面下に隠れて無くなってしまうんですよね。




網代島で世界最古の宇宙塵が発見されたのは凄いことですが、ここでは恐竜が出現する前の地層も見ることもできるようです。




これも説明板の一部ですが、ここでは2億5千万年前の三畳紀前期に起こった生物大量絶滅期を記録した黒い岩が見れるそうです。ちなみに恐竜の誕生は三畳紀の後期なんですよね。




これから海に現れた50mほどの道を歩いて、遥か昔の地層の見物です。画像の手前側には黒っぽいすじのようなものが見えていますが、これは潮が引いて残された海草で満潮時にはここまで潮が満ちてきます。




ここではほとんどの岩が層を成したようになっていて、この黒い岩が2億5千万年前の三畳紀前期の生物大量絶滅期の地層なんでしょうね。




そして説明板に載っていた赤いチャート(堆積岩)もありました。これについては説明がありませんでしたが、海に酸素が無くて生物が大量絶滅した黒い層の時代と違って、海の中に多くの生物がいた時代の地層なんでしょうか?




この時はすでに潮が満ち始めていたので大急ぎで見学をしましたが、所々にはこの様に釘を打ち込んだような岩がありました。地層の調査をした痕跡なんでしょうね?




しばらくすると網代島へと続く海の道が細くなってきたので陸地へと戻りましたが、途中には干潮で取り残されたクラゲがいました。周囲は干上がってすっかり乾いていましたが、このクラゲはとても瑞々しい状態でした。満潮になれば復活して再び泳ぎ出すんでしょうね。



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