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日本一の高さの青雲橋と天翔大橋を見物したら日向市へと向かいました。


来た道を戻って再び高速道に乗り、東九州道の門川ICで高速を降たら国道10号線を南下して細島港に到着です。岸壁には帆船・海王丸が停泊していますが、ここでは海王丸の目の前に車を停めることができます。この日は強風が吹いていたので車内で出港まで待機できるのはとっても助かりますね。




すぐ近くの岸壁には出港を手伝うタグボートも停泊していました。別府国際観光港では直線距離で15km以上も離れた大分港からやって来ていたタグボートですが、ここではすぐ近くに停泊しています。そしてよく見たら船尾には 『雄翔丸 大分市』 と書かれていました。大分港が定係港のタグボートなんでしょうか?




この時は12時過ぎにここへ到着しましたが、13時になると訓練生が一斉に甲板上に出て来て作業ミーティングを始めました。でも説明をしている教官らしき制服を着た人を見たら若い女性でした。




ミーティングが終わると実習生はそれぞれの持ち場へと散って行き、しばらくするとタラップの収納作業が始まりました。いよいよ出港するようですね。




そしていつの間にか港の反対側の岸壁に停泊していたタグボートの雄翔丸が沖で待機していました。大型船の出港風景は何度も見ていますが、いつも2隻のタグボートが船首と船尾を同時に沖へと引っ張るのに、この時は雄翔丸1隻だけでした。どうやって海王丸を離岸させるんでしょうね?




船上ではまだ訓練生が慌ただしく動き回って出港の準備をしています。




そして全ての係留ロープが解かれると、海王丸は錨を揚げ始め、同時に船尾ではタグボートが海王丸を沖へと引っ張り始めました。船首部分は錨を揚げることで沖へと移動するので、タグボートは船尾だけを沖へ引っ張れば海王丸は岸壁と平行なままで沖へと移動できます。
 
 
 

岸壁からわずかに離れたところで錨は完全に巻き上げられました。でもこの位置ではまだ岸壁に近すぎて海王丸の非力なエンジンでは単独で方向転換して船首を沖に向けることはできません。
 
 
 

どうやって沖へ出るのかと眺めていたら、タグボートの雄翔丸は一隻だけで後進しながら海王丸の船尾を引っ張って沖へと移動させ始めました。タグボートって本当に力持ちの船ですね。
 
 
 

そして雄翔丸は港内を一回りするように海王丸の船尾を引っ張って、海王丸の船首は港口を向きました。これで海王丸は自力で港を出ることができます。
 
 
 

雄翔丸に繋がれたロープが解かれて、海王丸は自力で沖へと向かい始めましたが、雄翔丸は海王丸をエスコートするようにしばらく海王丸の先を進んで行きました。そして海王丸が港口辺りまで来たら役目を終えたように接岸していた岸壁へと戻りました。
今回は残念ながら乗組員が整列して帽子(ヘルメット)を振る登舷礼は見れませんでしたが、錨を揚げて離岸する海王丸の出港風景を初めて見れたので、遠路はるばる日向市まで来た甲斐がありました(笑)
 
 
 
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