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城井一号掩体壕を出発したら宇佐市街地にある宇佐市平和資料館へと向かいます。


ここでは建物の画像を撮り忘れたので、数年前にりゅう君と訪れた時の画像を載せました。この時は入口がシャッターだけの解放感たっぷり?な資料館でしたが、今回訪れてみると開口部がガラス張りの大きな扉になっていました。ここは見学が無料なんですよね。
  
  
  

館内に入ると圧倒的な存在感でゼロ戦の原寸大の模型が展示されています。ここは米国立公文書館から入手した戦闘機に搭載したカメラ(ガンカメラ)で地上攻撃をする様子を撮影した貴重な映像なども放映されていますが、この映像を除けば全て撮影がOKです。
 
 
 

このゼロ戦はV6の岡田准一さん主演で放映された映画 『永遠の0(ゼロ)』 の撮影で使用された原寸大のゼロ戦ですが、細部に至るまで忠実に再現されていて、塗装の剥げ具合などを見ると本物のゼロ戦のように見えますね。




展示されているこの原寸大のゼロ戦はコクピット内も見学できるように階段が設置されています。
 
 
 

階段を登ってゼロ戦のコクピット内を見たら操縦席周りの計器類なども忠実に再現されていました。操縦席に座ってスイッチを入れたら今にもエンジンが始動しそうな感じですね。




ゼロ戦の前にはコクピット部分だけの模型もありました。これも実際に撮影に使用されたものですが、見学者が中に座って操縦桿を握ることもできます。
 
 
 

資料館のいちばん奥には特攻兵器として開発されて、人間爆弾という恐ろしい異名を持つ 『桜花(おうか)』 の模型も展示されていました。桜花は大型機(一式陸上攻撃機)に吊るされて発進し、母機から切り離された後はロケットエンジンと滑空によって敵艦に体当たりをする兵器でした。あまりにも非人道的で無謀な兵器だったので、米軍からは Baka Bomb(馬鹿爆弾)のコードネームで呼ばれていたそうです。




展示物には13mm機銃など当時のものがもたくさんありました。




こちらは前記事で載せた城井一号掩体壕から発掘されたゼロ戦の20mm機銃の弾頭と薬きょうです。




余談になりますが、少し前にブログに載せた安心院町の 『仙の岩』 へ行く途中に、国道沿いにあった自動車整備工場の前にこんなものが置かれていました。後で調べたら別府湾から引き揚げられた宇佐海軍航空隊の97式艦上攻撃機のエンジンの一部だそうです。雨ざらしで朽ち果てる前に屋内で保存できないものでしょうか。



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