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地元新聞に大野川河口の家島地区に津波避難高台が完成したと載っていたので、どんなものができたのか見物に行ってみました。


津波避難高台が造られた家島地区へは、県道22号(通称 40m道路)を佐賀関方面へ進んで、大野川の河口付近に架かる大在大橋(大野川大橋)の手前から、大野川の土手沿いの道へ左折して海へ向かって走ります。正面には九州電力の大分発電所が見えていますが、津波避難高台は左側の樹木が繁っている公園内にあります。




公園の道路を挟んだ右側には芝生広場のような緑地公園もありますが、その向こうには大野川の土手が見えていて、この辺りは別府湾に注ぐ大野川の最下流部になるんですよね。




道路には海抜3mと書かれた標識もありましたが、この辺りは近い将来に必ず発生するといわれている南海トラフ地震では3.6mの津波が押し寄せる可能性があるそうです。




公園の駐車場へ入ると、正面にいきなり津波避難高台が見えましたが、何も知らない人がここを訪れたら、古墳公園にある前方後円墳の後円部と勘違いをしそうですね(笑)




位置を変えて撮影した津波避難高台です。津波避難高台はこれまでにもいくつか見たことがありますが、佐伯市に造られた「長島防災高台」に比べるとあまり大きくはないですね。




津波避難高台へ登るには階段の他にスロープもありました。この辺りは高齢者の多い地区なのでスロープは必須ですね。




この津波避難高台があるのは大分市家島地区なので「家島 命山」と名付けられていました。誰が名付けたのかは分かりませんが、まさに津波から命を守るための山として最適なネーミングですね。




津波避難高台の頂部へ上がるとこの様になっていました。ここには400名が避難できるそうですが、この高台は標高が10mあるので南トラフ地震で発生する3.6mの津波に対しては、かなり余裕があるので、階段部やスロープ部も含めると、もっと多くの人数が避難できそうですね。ちなみに前述した佐伯市の「長島防災高台」の収容人数は2,660人だそうです。




大分市は他の市町村と違って、避難できる高いビルがたくさんあるので、この辺りでも津波被害高台は必要ないような気もしますが、この周辺には避難できる高いビルが1棟しかないそうです。




ここには防災かまどベンチもありました。座る部分の板を外すとかまどとして利用できますが、最近では町中にある公園でも設置されているところが増えましたね。




命山の頂上からは広い緑地が見えますが、この辺りは工業地帯なので、住宅地と工場を隔てる緑地帯なんでしょうね。
今回は新聞記事を見てここを訪れましたが、「家島 命山」が大分市で最初に造られた避難高台かと思っていたら、この近くにある三佐地区には4年も前に600人を収容できる「三佐 命山」が造られていました。



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