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築城基地航空祭の最後の記事は、航空祭の花形ブルーインパルスの曲技飛行です。


ブルーインパルスの曲技飛行は空を飛んでアクロバティックな飛行を見せるだけじゃなくて、パイロット、整備の隊員が駐機場へ入場するところから、離陸の準備などすべてが演目の一部として観客の目を意識して行っているんですよね。




点検作業の終わった整備員が観客の前でふざけてじゃれ合っているように見えたので、しばらく眺めていたら、ふざけている訳じゃなくて、ブルーインパルスの演目のひとつでハートマークを矢が射貫く「バーティカル キューピット」と呼ばれる演目を表していました。




しばらくするとパイロットがコックピットに乗り込みました。間もなく離陸ですね。




滑走路端のアーミングエリアへ移動したブルーインパルスは、ここで離陸前の最終チェックを行いますが、突然真っ白い煙がモクモクと湧き上がりました。スモークの出具合の確認をしたようですね。




アーミングエリアから白煙が上がって、間もなくすると1号機が離陸しました。お待ちかねのアクロバット飛行の開始です。




ブルーインパルスは6機編隊ですが、最初に離陸したのは4機だけで、ファンブレイクと呼ばれる4機が密集した隊形で上空を通過して行きました。この隊形はブルーインパルスの基本隊形のひとつでその形からダイヤモンド隊形と呼ばれています。下の2枚の画像がダイヤモンド隊形でスモークを出しているところです。








ブルーインパルスのアクロバット飛行を見るために上空ばかりを眺めていたので全く気付きませんでしたが、最初は4機だったブルーインパルスは、いつの間にか6機になっていました。




















これが整備の隊員が真似をしていたハートマークを矢が射貫く「バーティカル キューピット」です。




最後の演目は私がブルーインパルスの演目の中で最も好きな「コーク スクリュー」です。直進する1機の周りをグルグルと廻る様子は、まさにワインのコルク栓を開ける栓抜きそのものですね。
築城基地航空祭の記事はこれで終わりですが、今日(12/6)は宮崎県の新田原(にゅーたばる)基地でも航空祭があります。ここはF15イーグルの部隊があるので、思いっ切りF15イーグルの飛行を見れるんですが、お家からは200㎞ほど距離があるので、日帰りで行くにはちょっと厳しいので今年もパスですね。



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