どこでも晴れたらワン歩

今年も別府ロープウェイの「別府高原駅」の周辺に咲く冬桜が見頃を迎えたので、さっそく見に行ってみました。


鶴見岳の山麓にある別府ロープウェイへ到着したら、ちょうど山頂にある「鶴見山上駅」から降りてきたゴンドラが「別府高原駅」へ到着するところでした。駅舎に看板が掲げられているように「ふわっと 10分 空中散歩」をして降りてきたんですね。




冬桜の観賞をする前に、久しぶりに別府高原駅のニャータ駅長に会ってみようと、駅長室に行ってみると中は空っぽでニャータ駅長はいませんでした。駅舎の周りの見回りにでも行っているのかもしれませんね。




この画像は２年前に撮影したものですが、このニャンコがニャータ駅長です。ニャータはこの辺りをうろついていた野良猫でしたが、コロナ過でロープウェイが営業休止中に駅舎までやって来るようになって、職員さんから可愛がられているうちに、いつの間にかここに居ついてしまって駅長に任命されたそうです。




ニャータ駅長に会えなかったのは残念でしたが、これから冬桜の観賞へと向かいます。冬桜が植えられているのは別府高原駅の前に広がる鶴見岳自然公園の「四季の里」です。




毎年この時季になると「冬桜・十月桜 咲いています」と書かれた看板も掲示されますが、未だに冬桜と十月桜の区別がつかないんですよね（笑）看板の後ろに見えるのが「四季の里」ですが、よく見るとチラホラと冬桜の白っぽい花が見えています。




この日はとても寒い日でしたが、鶴見岳の山肌を見ると別府高原駅の近くには常緑樹が繁っていて、少し標高が高くなると落葉低木と常緑樹が混ざり合い、さらに上は落葉した低木ばかりになっていて、標高差（温度差）を感じられる光景ですね。12月に入ってからは寒い日が続いているので、鶴見岳の山頂付近は間もなくすると真っ白に雪化粧するでしょうね。




今年は秋になっても夏日が続く異常気象だったので、冬桜の開花はまだ早いかな？と思いながらも「四季の里」へ行ってみると、冬桜は見事に咲いていました。画像の右端に見える建物は別府ロープウェイの別府高原駅です。




ここはこの時季になると毎年のように訪れているところですが、例年よりも多くの花が咲いていました。枝にはほころび始めた蕾もたくさんあって、まさに今が見頃って感じでした。




冬桜の撮影をしていると、ここへ到着した時に鶴見山上駅から降りてきたゴンドラが、再び鶴見山上駅へ向かって出発して頭上を通り過ぎたので、冬桜と一緒に撮影してみました。




冬桜はソメイヨシノと比べると、同じ桜でもとても地味な花ですが、花の少なくなるこれからの季節に咲くので、この花が咲き始めると何となく嬉しくなりますね。






鶴見岳自然公園の「四季の里」にはモミジも植えられていて、この時はもう紅葉も終わってほとんど落葉していましたが、別府ロープウェイを出発して、やまなみハイウェイを別府市街地へ下っていると、この様な見事な紅葉が見れました。



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