どこでも晴れたらワン歩

一昨日は今年に入って初めて別府国際観光港に寄港した 「帆船 海王丸」 の見物に行きました。


この日は帆船 海王丸の別府国際観光港への入港予定時間よりも一時間以上も前にお家を出ましたが、国道10号線（別大国道）が大渋滞していて、僅か数ｋｍの距離を走るのに一時間ほどかかって、別府国際観光港に到着した時には、帆船 海王丸は着岸寸前でした。




一服する暇も無く大急ぎでカメラを持って岸壁へ行きましたが、タグボートはすでに帆船 海王丸を岸壁へ押し始めていました。




接岸作業をしばらく眺めていたら、マストに３つの旗が掲げられました。この旗は上から U旗、W旗そして日の丸ですが、UW旗は入出港時に掲げられる旗で、 「航海の安全を祈る」 や 「ようこそ」 などの意味があるそうです。




タグボートの力を借りて帆船 海王丸が接岸位置へ横付けされたら、実習生によって船首からヒービングラインが投げられました。これからもやい綱が伸ばされていよいよ係留作業です。




すべてのもやい綱が海王丸と岸壁の係留杭に繋がれたら、ネズミなどの小動物の船内への侵入を防ぐラットガードをもやい綱に取付けます。ネコが描かれたこのラットガードはいかにもネズミ避けって感じでユニークですね。




係留作業が終わってもしばらく留まっていたタグボートですが、作業員が長い柄の付いたタモで海王丸から書類の入ったバッグ？を受け取ったら、タグボートは海王丸を離れて大分港へと戻って行きました。




全ての作業が終わった帆船 海王丸です。この日は2月1日でしたが、海王丸は数日ほど別府国際観光港に停泊していて、2月6日（土）に出港する予定です。




帆船 海王丸の船首女神像（フィギュアヘッド）は「紺青（こんじょう）」 といって横笛を吹く少女の像ですが、この像を見るのは昨年の3月以来です。別府国際観光港には毎年かかさずに帆船 海王丸、帆船 日本丸が寄港するので船好きにとってはたまらないですね（笑）
        
    
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