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鶴見崎第一砲台跡の見物をしたら、一旦駐車場へ戻って休憩をしてから 「鶴御埼灯台」 へと向かいます。


遊歩道を歩いて汗ビッショリになったので、鶴御埼灯台へ向かう前に駐車場にある自販機で冷たいジュースを買いましたが、水の子島海事資料館のある下梶寄地区を含めてここまでの間には、私が探した限りでは自販機はここに一台あるだけでした。そして下梶寄地区との分岐点に立てられた看板の、レストハウスなんてどこにあったの?って感じでした(笑)




冷たいジュースを飲んでしばらく車のエアコンで涼んだら、登り坂の車道を数分ほど歩いて鶴御埼灯台に到着です。
 



鶴御埼灯台は鶴見崎砲台の施設の上に建てられているので、灯台の前には鶴見崎砲台の望楼遺構が残っていて、その手前には観光施設として造られた施設内へ入る扉もあります。今は鎖錠されて中へ入ることはできませんが、先日亡くなった漫画家の富永一朗さんの作品や漁具などが以前は展示されていました。




鶴御埼灯台の横を廻って海の方向に進むと、豊後水道から太平洋までが障害物無しに望める絶景の展望台があります。この展望台も鶴見崎砲台の施設の上に建てられているので、下から眺めると展望台の柱と遺構とを同時に見ることができます。




展望所から振り返って後ろを眺めると、鶴御埼灯台が小高くなったところに建っているのが分かりますが、灯台の下は地面じゃなくて、砲台施設の一部で空間になっているので、横には砲台ができた当時の窓や、観光施設として取り付けられた窓もありました。




そして山頂のようになった鶴御崎半島の一番高いところを眺めると、横一直線になった構造物が見えます。ここは以前このブログにも載せた 「パノラマ展望ブリッジ」 で、ここには豊後水道を航行する敵艦船を監視するための観測所跡があります。




展望台の前には〝 九州最東端・・・〝  と書かれた看板があるので、ここを訪れるほとんどの人たちは、九州本土最東端の地までやって来たと満足して、ここから引き返してしまいますが・・・




展望所から下を眺めたら、鶴御崎半島の先端部へ向かってさらに遊歩道が続いているのが見えます。本当の九州本土最東端の地はまだ先にあるんですよね。




でも九州本土最東端の標柱があるところまでは、この様な石段か岩場か区別がつかないような急坂を下って行きます。ここは健脚だったりゅう君でも歩いて下ることができなかったほどの難所?なんですよね(笑)




急な石段を下ると視界が開けて、両側が断崖になった狭い遊歩道が、さらに先へと続いていました。




そして少し広くなったところに出ると、「九州最東端 鶴御崎」 の標柱がありました。今は周囲の樹木を伐採して太平洋が一望できる絶景スポットになっていますが、以前訪れた時にはうっそうと樹木が繫っていてとても眺望が悪かったんですよね。
鶴御崎半島の記事はこれで終わりですが、ここは半島の名前が 「鶴御崎」 に対して、灯台、砲台の名前が、それぞれ「 鶴御埼 」 、「 鶴 」 と、読みは同じなのに漢字が違っていてとっても紛らわしいんですよね(笑)


 
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