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この日は大分県南から宮崎県北部にかけてお出かけをしました。


お家を出発したら国道10号を南下して、臼杵市野津町の中心部を過ぎてしばらくしたら、国道10号から県道53号へと右折して山越えの道で佐伯市本匠を目指しました。標識には「ふるさと林道」と書かれていますが、林道といえば未舗装の狭い道を想像しますが、最近では広域農道や林道も国道並みに立派な道路も多いんですよね。




2車線の立派な道をしばらく走っていると「戸屋平(とやびら)湧水」と書かれた看板が見えてきました。ここから先は峠越えの山道になって、しばらくはクネクネの急坂を登って行きますが、「戸屋平湧水」は峠が下り坂になる手前のトンネルの入口付近にあります。




このトンネルが県道53号の最高地点にある「盾ヶ城トンネル」です。このトンネルの手前は臼杵市野津町で、このトンネルを抜けると佐伯市本匠になります。トンネルの横には広い駐車帯があって、ここに「戸屋平湧水」があります。




この画像は熊本地震よりも前のものですが、「戸屋平湧水」はトンネル工事によって湧き出した名水を、誰でもが自由に汲めるように水汲み場として整備したもので、別名を「盾ヶ城 原始の水」とも呼ばれて、癖のないまろやかな水が大量に湧き出していましたが・・・




熊本地震後にここを訪れたら、湧水を溜めていた水槽にはこの様な貼り紙があって、全く水が湧いてなかったんですよね。




この画像が熊本地震後に訪れた「戸屋平湧水」です。この時は水槽が空っぽになっていて、3本ある蛇口からも全く水が出ていませんでした。




そしてこの画像は今回訪れた時の「戸屋平湧水」です。一見すると上の画像と同じで、全く水が湧いていないように見えますが、水槽の前にはきれいな水が流れていました。




水槽の横は水路のようになっていて、山からの湧き水が水槽の前を流れているようでしたが、それにしては水量が多いように感じたのでもう一度周辺を見廻してみました。




そして水槽をじっくりと眺めてみると、水槽の左下には水抜き用のバルブがあって、その先のパイプからは水が流れていました。




これが水槽の水抜き用のパイプから流れていた湧水です。このパイプは水汲み用のパイプよりもかなり太かったので、これだけ流れ出るんだったらバルブを閉めれば水槽はすぐに満杯になって、水汲み用のパイプからも水が出そうですが、管理をする人は気付いてないんでしょうか?





湧水が流れ出た先の沢にはサワガニもいました。サワガニはきれいな渓流に棲息するカニで、河川の汚濁などを調べる指標生物にもなっているので、いかにきれいな水が流れているのかがよく分かりますね。



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