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堀川重連水車群を見物したら筑前町を目指してさらに先へ進みます。


国道386号線を先へと進み、途中から国道500号線へと分かれると筑前町に入ります。そして道路沿いには今回いちばんの目的地の 『 筑前町立 大刀洗(たちあらい)平和記念館 』 の看板が左側に見えてきました。
  
  
  

筑前町にはかつては東洋一といわれた 『 大刀洗陸軍飛行学校 』があって、特攻の中継基地として多くの特攻隊員を見送ったところですが、鹿児島県の知覧特攻平和会館が特攻基地として有名になっているのに対して、この記念館は2009年に開館した新しい施設です。でも知覧基地が大刀洗陸軍飛行飛行学校の知覧分教所だったのに対してここは本校にあたります。ちなみにこの体育館のように見える建物は格納庫を模しているそうです。
  
  
  

駐車場に車を停めたらさっそく館内へと入りますが、館内は基本的に撮影禁止で、撮影できるのは一階に展示されている零戦(ゼロ戦)だけです。大刀洗飛行学校は陸軍の基地で、館内の展示物も陸軍のもが中心ですが、ゼロ戦は海軍の戦闘機で大刀洗基地とは直接の関係がないので撮影OKなんでしょうか?
 
 
 

館内に入ったら順路に従って展示物を見学しますが、最初に見えてくるのが海軍のゼロ戦三二型です。ゼロ戦にはいろんなタイプがありますが、三二型で現存するのは世界でこの一機だけだそうです。
 
 
 

このゼロ戦はコクピット内も見物できます。
ここには世界で唯一現存する陸軍の 『 九七式戦闘機 』 や特攻隊員の写真、遺書なども展示されていますが、特に目を引いたのが子犬を抱えた18歳の荒木幸雄伍長の写真です。この写真は 『 子犬を抱いた少年兵 』 といわれて、知覧特攻平和館にも展示されている、特攻出撃の直前に撮影された有名な写真ですが、荒木伍長は大刀洗陸軍飛行学校を優秀な成績で卒業して、鹿児島県の万世基地から特攻に飛び立ったそうです。




二階から眺めたゼロ戦です。ここには大型スクリーンで大刀洗大空襲の様子などを再現したシアタールームなどもありますが、特に特攻隊員の遺書や遺影などは涙なしには見れないとっても感動する記念館でした。




大刀洗平和記念館の前には国道を挟んで甘木鉄道の大刀洗駅があって、航空自衛隊のジェット戦闘機が展示されています。大刀洗平和記念館が開館するまではここの駅舎跡に小さな資料館があったそうですが、今では 『 大刀洗レトロステーション 』 として生まれ変わって、昭和史を語る貴重な品々の展示などを行っているそうです。


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