この日は福岡県朝倉市方面へ出かけました。
いつもは道順に沿って記事を載せるところですが、年末年始は大忙しでブログを編集する時間がなさそうなので、とりあえず今回のお出かけでの目玉となる縁起のいい?記事をひとつだけを先に載せます。
この日はお家を早朝に出発したら国道210号を走って福岡県うきは市へと入り、「道の駅うきは」などへ寄ってから、筑後川を対岸へ渡って国道386号を朝倉市街地方面へ進みました。国道386号は朝倉市街地へ入る手前からは、本線とバイパスが並行する道路になるので、ここを右折して朝倉市街地を避けるバイパスを走りました。
国道386号バイパスをしばらく走っていると、筑前町の標識が見えてきました。これから向かうのは筑前町の秋から冬にかけての風物詩として、すっかり定着した感のある「巨大わらかがし」ですが、この記事は今回じゃなくて後日載せますね。
国道386号バイパスが再び本線と合流する交差点まで来て、信号待ちをしている時にふと横の稲刈りの終わった田んぼを見たら、黒丸で囲ったところに2羽の鳥が羽を休めていました。 左側の鳥はツルほどの体高があって、ずんぐりとした体格の見たことも無い大きな鳥だったので、どこかに車を停めてじっくりと観察ができないかと周囲を見回してみました。
国道386号の本線とバイパスが合流する交差点は「久光橋交差点」といって、本線側は道路沿いに建物がびっしりと建っていますが、バイパス側には田んぼが広がっていて、道路沿いに駐車スペースもあったので、さっそく車を停めてこの不思議な鳥を見に行ってみました。
あまり近づくと逃げてしまいそうだったので、遠くから望遠で撮影してみたら国の天然記念物のコウノトリでした。この時は大発見をしたとかなり興奮したんですが・・・(笑) 帰ってから調べてみると、日本国内には300羽ほどしかいない絶滅危惧種のコウノトリですが、兵庫県豊岡市では2005年から孵化活動によって成鳥となったコウノトリの放鳥を行っていて、筑前町でも数年前からこの時季に飛来するようになったそうです。
コウノトリは海外では赤ちゃんを運んでくるとか、住み着いた家には幸せが訪れるなどの言い伝えがある縁起のいい鳥ですが、意外と目付きは鋭くて、ヘビやネズミなども食べる肉食の鳥だそうです。バイパスのすぐ横には草場川という小川も流れているので、エサが豊富なのでこの場所へ飛来したんでしょうか?
あまり近づけなかったので画像が荒いですが、右足には赤青の2つの足環が付いていました。両足の足環が見れれば色の組み合わせで、いつ生まれた個体なのかなどを判別できますが、残念ながら左足の足環は見えませんでした。いずれにしても兵庫県で放鳥されたコウノトリには間違いないようですね。
もう一羽のちょっと小さく見えた鳥はアオサギでした。アオサギはサギ科の中で最大の大きさで、翼を広げたら160cmにもなるそうですが、それでもコウノトリと比べたらとても小さく見えました。この時は両方の鳥がにらみ合っているような感じだったので、もしかしたら縄張り争いをしていたんでしょうか?
コウノトリは明治時代以前には全国の広範囲に生息していたそうですが、野生個体は1971年に捕獲されたのを最後に絶滅して、その後ロシアなどから譲渡を受けたコウノトリを繁殖させて放鳥を行ったことにより、日本生まれのコウノトリが再び日本の空で羽ばたくようになったそうです。
この時には一羽のコウノトリが田んぼの中にポツンと立っていて、後ろ姿がちょっと寂しそうな感じもしましたが、筑前町では4羽のコウノトリが飛来した年もあるそうです。兵庫県豊岡市の「コウノトリの郷公園」ではコウノトリの増殖野生復帰を行っていて、園内は無料で見学もできるそうなので、機会があればいつか訪れてみたいですね。
今年のブログ記事はこれが最後です。今回の記事の続きは年が明けてからゆっくりと載せる予定です。
今年一年間このブログに訪問していただき、ありがとうございました。
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この日はお家を早朝に出発したら国道210号を走って福岡県うきは市へと入り、「道の駅うきは」などへ寄ってから、筑後川を対岸へ渡って国道386号を朝倉市街地方面へ進みました。国道386号は朝倉市街地へ入る手前からは、本線とバイパスが並行する道路になるので、ここを右折して朝倉市街地を避けるバイパスを走りました。
国道386号バイパスをしばらく走っていると、筑前町の標識が見えてきました。これから向かうのは筑前町の秋から冬にかけての風物詩として、すっかり定着した感のある「巨大わらかがし」ですが、この記事は今回じゃなくて後日載せますね。
国道386号バイパスが再び本線と合流する交差点まで来て、信号待ちをしている時にふと横の稲刈りの終わった田んぼを見たら、黒丸で囲ったところに2羽の鳥が羽を休めていました。 左側の鳥はツルほどの体高があって、ずんぐりとした体格の見たことも無い大きな鳥だったので、どこかに車を停めてじっくりと観察ができないかと周囲を見回してみました。
国道386号の本線とバイパスが合流する交差点は「久光橋交差点」といって、本線側は道路沿いに建物がびっしりと建っていますが、バイパス側には田んぼが広がっていて、道路沿いに駐車スペースもあったので、さっそく車を停めてこの不思議な鳥を見に行ってみました。
あまり近づくと逃げてしまいそうだったので、遠くから望遠で撮影してみたら国の天然記念物のコウノトリでした。この時は大発見をしたとかなり興奮したんですが・・・(笑) 帰ってから調べてみると、日本国内には300羽ほどしかいない絶滅危惧種のコウノトリですが、兵庫県豊岡市では2005年から孵化活動によって成鳥となったコウノトリの放鳥を行っていて、筑前町でも数年前からこの時季に飛来するようになったそうです。
コウノトリは海外では赤ちゃんを運んでくるとか、住み着いた家には幸せが訪れるなどの言い伝えがある縁起のいい鳥ですが、意外と目付きは鋭くて、ヘビやネズミなども食べる肉食の鳥だそうです。バイパスのすぐ横には草場川という小川も流れているので、エサが豊富なのでこの場所へ飛来したんでしょうか?
あまり近づけなかったので画像が荒いですが、右足には赤青の2つの足環が付いていました。両足の足環が見れれば色の組み合わせで、いつ生まれた個体なのかなどを判別できますが、残念ながら左足の足環は見えませんでした。いずれにしても兵庫県で放鳥されたコウノトリには間違いないようですね。
もう一羽のちょっと小さく見えた鳥はアオサギでした。アオサギはサギ科の中で最大の大きさで、翼を広げたら160cmにもなるそうですが、それでもコウノトリと比べたらとても小さく見えました。この時は両方の鳥がにらみ合っているような感じだったので、もしかしたら縄張り争いをしていたんでしょうか?
コウノトリは明治時代以前には全国の広範囲に生息していたそうですが、野生個体は1971年に捕獲されたのを最後に絶滅して、その後ロシアなどから譲渡を受けたコウノトリを繁殖させて放鳥を行ったことにより、日本生まれのコウノトリが再び日本の空で羽ばたくようになったそうです。
この時には一羽のコウノトリが田んぼの中にポツンと立っていて、後ろ姿がちょっと寂しそうな感じもしましたが、筑前町では4羽のコウノトリが飛来した年もあるそうです。兵庫県豊岡市の「コウノトリの郷公園」ではコウノトリの増殖野生復帰を行っていて、園内は無料で見学もできるそうなので、機会があればいつか訪れてみたいですね。
今年のブログ記事はこれが最後です。今回の記事の続きは年が明けてからゆっくりと載せる予定です。
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