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よかよか亭での食事が終わったら再び阿蘇盆地へと下ります。


 国道57号線をJR豊肥本線の宮地駅前交差点から右折するとすぐに阿蘇神社へ到着します。
 
 
 

私たちは阿蘇神社の目の前にある無料の第一駐車場に車を停めましたが、ここにはもうひとつ無料の第二駐車場と有料の公営駐車場もあります。




車を停めたらさっそく阿蘇神社へ参拝です。入口には国指定重要文化財の楼門がありましたが、今はシートで覆われて中の様子は全く見れませんでした。




この画像は震災直後の昨年4月にりゅう君と阿蘇神社を訪れた時のものです。この時には楼門が押し潰されるように倒壊して悲惨な姿を晒していました。




工事用シートの前に設置された仮設の参拝所の横には倒壊前の楼門のパネル写真が掲示されていました。この楼門は江戸時代に建てられたもので日本三大楼門のひとつと言われていました。
 
 
 

境内へ入って工事用シートで覆われた建物の内部を覗いたら、倒壊した楼門はまだそのままの状態でした。重用文化財の修復では元の部材を使うことが基本だそうで解体、調査等に時間を要するので再建はまだまだ先のようですね。
   



楼門のすぐ後ろには建物の基礎コンクリートだけが残っていました。ここは震災直後には倒壊した拝殿がありましたが、拝殿は文化財に指定されていないので解体撤去されたそうです。
 
   
   

幸いにも本殿は倒壊を免れたので参拝をすることができました。
 
 
 

これから横参道を通って門前町商店街の水基巡りへと向かいますが、途中にはこんな看板が掲げられていました。早く再建できるといいですね。




門前町商店街の入口です。ここが水基巡りの道のスタート地点です。この左側には無料の第二駐車場もあります。
 
 


ここは宮地湧水群といって、説明文にはこの辺り一帯ではカルデラ内の火山群に降った雨水が地下深く浸透し、圧力の高い地下水となって自噴しており、古くから生活用水などに利用されている。門前町商店街ではこの湧水を水基と呼んで、まちづくりに活用している。と書かれていました。
  
     
   

門前町商店街はレトロな建物が通りの両側に並んでいて、とっても雰囲気のいい町並みになっています。
 
 
 

そして商店の前には所々に水基があって、きれいな水が湧き出していて飲むこともできるそうです。水基は門前町商店街を中心に何十箇所もあってそれぞれに名前が付けられています。
    
  
 

この水基は時計屋さんのお店の前にありましたが、竹沢(チクタク)の雫ってネーミングが面白いですね。
   

   

通りの途中には矢村神社と書かれた額の掲げられた木製の小さな鳥居もありました。鳥居の先へは進みませんでしたが、狭い路地が続いておりその先に神社があるようでした。
 
 
 

ここは前回訪れた朝倉市秋月の城下町と同じように景観に配慮した建物も多くて、これは銀行の現金自動預払機ですが 『現金自動勘定所』 と書かれているのが面白いですね。
 
 
 

古い郵便ポストの横には 『馬ロッケ』 と書かれた看板がありますが、ここは馬肉で作ったコロッケが有名なお肉屋さんの 『阿蘇 とり宮』 です。馬肉料理の多い熊本県ならではのコロッケですね。
 
 
 

このお店は 『あか牛 牛カツ重』 が有名な 『そば処 はなびし』 です。阿蘇では赤うし丼が有名ですが、これは熊本初の食感だそうで一度食べてみたいですね。
 
 
 

こちらはアーモンドを振りかけて香ばしく焼いた薄皮の中にたっぷりの生カスタードクリームが入った 『たのシュー』 が有名なお菓子屋さんの 『お菓子工房 たのや』 です。いろんな番組で紹介されていますが、何故かりゅうママはここでソフトクリームをお買い上げです(笑)
 
 
 

門前町商店街を通り抜けて先へ進むと、大量の水が勢いよく噴出しているところがありました。これも水基のひとつなんでしょうか?
 
 
 

来た道を阿蘇神社へ向かって戻っていると阿蘇根子岳が建物越しに見えました。この辺りではカルデラの中にある阿蘇五岳に降った雨が長い年月をかけて湧水となって湧き出ているんでしょうね。
    

  

一時間ほどゆっくりと散策をして駐車場に戻ってきました。今日の阿蘇山(中岳)はとっても穏やかで噴煙も上げていないので、ここを出発したら久しぶりに阿蘇パノラマラインを通って阿蘇山頂へと向かいます。


  

 
 

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