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吾亦紅での食事が終わったら阿蘇市へと向かいます。
 

南小国そば街道から国道212号線へ出たら阿蘇外輪山を目指します。しばらく登り坂の道を進んで行くとこんな標識が見えてきます。阿蘇外輪山の稜線を走るミルクロード(県道12号線)まではもうすぐです。
 
 
 

ミルクロードへ出たらまた標識があります。ここを右に行けばミルクロードを通って菊池渓谷や国道57号線の代替ルートの二重の峠を経由して熊本市へと行けますが、これから向かうのは大観峰なのでここを左折します。

 
 

標識からは右へ行っても左へ行っても阿蘇外輪山の稜線を走る見晴らしのいい道路なので、360度の展望で外輪山の雄大さを実感できるルートです。画像の右端には大観峰もかすかに見えています。
 
 
 

大観峰に到着です。駐車場の横には木製の古い看板がありますが、『阿蘇国立公園』 は30年ほど前に『阿蘇・くじゅう国立公園』 改称されているし、『大観峯』 も ゛だいかんぼう ゛と入力しても変換できないんですよね(笑)
 
 
 

駐車場に車を停めたら歩いて展望所へと向かいます。ここはいつ訪れても多くの観光客で賑わっていて、遠く離れた駐車場にしか車を停められませんが、今回は運よく展望所にいちばん近い駐車場に車を停められました。
 



展望所への坂道を登っていると道路沿いにはもうススキの穂が出ていました。南国の九州でも高原の秋は早いですからね。
  
 
 

坂道の途中で振り返ったら、歩き始めた駐車場がもう遥か下になっていましたが、展望所はまだまだ先なんですよねぇ~
 
 
 

15分ほど坂道を登って展望所に到着です。ここからは阿蘇外輪山の巨大な火口縁が実感できるこんな景色が見えます。ちょうどここへ着いた瞬間に陽が差してきてラッキーでした。




そしてここにはもうひとつこんな石碑もありました。大観峰は大正時代になってから呼ばれるようになった名前で、それ以前は遠見ヶ鼻と呼ばれていたそうです。左には熊本県知事 細川・・・と刻まれていますが、細川さんって肥後熊本藩主の末裔で総理大臣にもなったあの人ですね。

 
  

ここには二か所の展望所があって、ここからさらに先に行った外輪山に突き出した崖っぷちにも展望所があります。




この崖っぷちの展望所から眺めた阿蘇盆地です。 遠くには円を描くように広がる外輪山とその下に広がる阿蘇盆地の田園も見えています。




この日は晴れたり曇ったりの天気で、空気も霞んでいたので阿蘇五岳や阿蘇盆地はきれいに見えませんでしたが、盆地に広がる田園を眺めたら幾何学的な模様ができていました。何なんでしょうね?
 
  
 

展望所から先の斜面にも人が歩いた踏み跡のような道が続いていたのでもっと先まで行けるようでした。




ここを歩いている人はあまりいませんでしたが、ちょっとだけ先へ行ってみると踏み跡は遥か下まで続いていたので、もしかしたらこの踏み跡は登山道で、阿蘇盆地まで続いているのかもしれませんね? 
  
 
  

駐車場に戻ったら、ここを出発する前に阿蘇名物の小国ジャージー牛乳100%の冷たいソフトクリームを食べました。展望所への行き帰りでかなりの距離を歩いて汗ビッショリになりましたからね。
 

 

大観峰を出発したら阿蘇盆地へと下って、国道57号線を大分方面へ進み波野高原で今が見頃の700万本の蕎麦の花を見物します。
  
  
 
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