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数鹿流崩之碑展望所を出発してもまだ時間に余裕があったので、もう何ヵ所か寄り道をしてからお食事処へと向かいます。


数鹿流崩之碑展望所を出発して次に寄ったのはJR豊肥本線、南阿蘇鉄道高森線の立野駅です。




立野駅ではJR豊肥本線が熊本地震後の2020年に一足早く営業を再開していますが、南阿蘇鉄道高森線は今も復旧工事中で、2023年度に全線開通予定なので、立野駅の駅舎もそれに合わせて完成予定だそうです。工事看板には立野駅周辺整備事業・立野交流施設建設工事と書かれていたので、駅舎の建設はもう少し先になるんでしょうか?




立野駅は南阿蘇鉄道高森線の起点駅になっていますが、高森方面を眺めたら雑草が生い茂っていて線路が全く見えませんでした。このホームにトロッコ列車が停車する来年度の全線開通が待ち遠しいですね。




立野駅を出発したら次はすぐ近くにある「立野ダム展望所」へ向かいました。ここは今年の4月にも訪れたところですが、その時にはこの撮影用パネルには満開の桜とイチゴが描かれていましたが、今は雨傘が描かれていました。でも梅雨が明けてもう一か月ほどになるので、そろそろヒマワリに変えてもよさそうですね。




車から降りたらさっそく立野ダムの工事現場を眺めてみました。一見すると4月の時とあまり変化ないように見えましたが・・・




ダムの工事現場の頭上に渡されたワイヤーロープには、ゴンドラのようなものが吊り下げられていて、盛んに行き来して資材などを対岸へ運んでいるようでした。




そしてダム本体も4月に訪れた時よりもかなり高くなっていました。提体の下部にはトンネルのような穴も見えたので、これが通常時に水を流すダム底部に設けられた3つの洪水吐のひとつなんでしょうか? ようやく立野ダムの全貌が見えてきたって感じですね。





この画像は4月に同じ位置から撮影したものです。今回の画像と比較すると、この時は手前の立野鉄橋よりも提体がかなり低く見えていますが、この四か月で工事がかなり進捗しているのがよく分かりますね。




ダム工事では大量のコンクリートを必要とするので、工事現場のすぐ近くで原料となる骨材(砂利など)を採取して、セメントと混ぜてコンクリートを造ります。ここがその作業を行うバッチャープラントと呼ばれる設備です。
そしてその右側にはつり橋の支柱のようなものが2本見えていますが、ここは南阿蘇鉄道の「第一白川橋梁」の架け替え工事の現場なので、これから工事の状況が見える長陽大橋展望所へと向かいます。




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