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戸馳島を出発するとすぐにJR三角(みすみ)線の三角駅が右に見えてきます、


三角駅はお洒落できれいな駅舎ですね、三角線は熊本県宇土市の宇土駅から熊本県宇城市の三角駅までを走っている路線で黒とゴールドのツートンカラーの車体が特徴的な臨時特急列車 『A列車で行こう』 が運行されているんですがこの日は残念ながら見る事が出来ませんでした、




三角駅のすぐ前には海のピラミッドといわれている三角錐の建物があります、でも今は再開発工事の真っ最中で近くに行けませんでした、工事が完成したら海のピラミッドの周囲は緑地公園などになるそうです、




以前ここを訪れた時にはあの建物の外周をぐるりと廻っている通路をりゅう君と一緒に登りましたが今回は遠くから眺めるだけです、




港の緑地帯にはこんな石碑がありました、ここは三角港と道路標識には書かれていましたがこれから向かう世界遺産に登録された三角西港に対して三角東港とも呼ばれているようですがこちらは港湾整備が進んで昔の面影は全く残っていません、
 
 
 

前回訪れた時には三角港のシンボルのこの建物は閉鎖中で中へは入れませんでしたが再開発によって新しく生まれ変わったらどんな施設になるのかもう一度訪れてみたいですね、


 

三角東港を出発して天草への分岐点となる五橋交差点を直進するとすぐに三角西港の標識が見えてきました、
 
 
 

駐車場に車を停めて天草方面を眺めたら天草五橋の一号橋の天門橋が目の前に見えました、画像の右側が天草で左側は宇土半島の先端部になりますが現在新天門橋の工事も行っていて平成29年には完成するそうです、
 
 

これから三角西港の見学です、ここにはいくつかの無料駐車場がありますが私たちは国道57号線に面した第3駐車場に車を停めたのでこの木造家屋から見学スタートです、
 
 
 

この木造家屋は明治20年以前に建築された高田回漕店というそうです、
 
 
 

ここにはワンコ禁止の看板が無かったのでりゅう君をバッグに入れて木造家屋の高田回漕店に入り2階まで一緒に見学しました、
 
 
 

次に寄ったのは龍驤館(りゅうじょうかん)です、大正7年に建てられた建物で国登録有形文化財だそうです、
 
 
 

ここは内部が資料館になっていて三角西港の歴史や日本国内の他の世界遺産などをパネルで紹介していました、以前ここを訪れた時にはNHKドラマ坂の上の雲の写真パネルがたくさんありましたがドラマのロケもここで行われたんですよね、




この建物は浦島屋です、建物内部には入りませんでしたが小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)にゆかりの旅館で1階は喫茶コーナーなどになっていて2階には三角西港築港当時の資料や小泉八雲に関する資料が展示されているそうですがこの建物は平成5年に復元されたものだそうです、




こんな建物もありました、これは明治の建物ではありませんが今ではほとんど見かける事がなくなった電話ボックスです、




そして内部にはこれまた珍しい本物の公衆電話器がありました、




ここまでりゅう君はバッグの中でしたがこんな看板があってワンコのお散歩は禁止じゃないようなのでりゅう君をバッグから出します、ここでは魚釣りも自由に出来ますが看板の向こう側にいる魚釣りのおじさんの足元は世界遺産の石積護岸なんですよねぇ~(笑)




バッグから出たりゅう君はさっそくお散歩前のブルブルです、頭をグルグル廻しているりゅう君ですが相変わらず鼻を中心に芯がぶれていませんねぇ~(笑)




三角西港はこの石積みの護岸を含めて港全体が世界遺産に登録されているのでりゅう君は国の重要文化財で世界遺産の石積の上をお散歩です、




石積みにはこんなプレートがありました、明治20年に出来たものがよく今まで保存されていたものですね、




石積の護岸を歩いて行くと水路があってその向こう側には大きなアコウの木がありました、今月の初めに行った鹿児島県にもたくさんのアコウの木がありましたが温暖な地方ならではの景色ですね、




水路を避けてりゅう君のお散歩は続きます、向こうに見えている建物は三角西港を設計したムルドルにちなんで名付けられた物産館のムルドルハウスです、




そして通りもムルドルにちなんでムルドル通りと名付けられています、




この人が三角西港を設計、作業の監督をしたお雇い外国人技師でオランダ人のローウェンホルスト・ムルドルです、




お散歩を続けて駐車場の近くまで戻って来ると左に白壁の大きな建物が見えてきました、




この建物は旧三角海運倉庫で三角西港築港当時に建てられた倉庫としては唯一の遺構だそうですが現在は和蘭館の名前で内部はカフェになっています、でもこの建物も国登録有形文化財なんですよね、




三角西港の国道57号線を挟んだ向かい側の石段を登っところには国登録有形文化財の三角簡易裁判所などの建物もあります、
 
 
 

三角西港の見学が終わり有明海沿いの国道57号線を走っていると沖へ向かって道路が伸びている光景が見えてきます、ここは遠浅で沖にしか係船できないので潮が引いた時にこの道路を通って車で荷物などを船に運ぶそうです、でも潮が満ちて道路が隠れている時はどうするんでしょうね?




有明海を後にしたらもうどこへも寄らずにお家を目指しますがりゅう君は今回から持って行くようにしたお気に入りの枕?にあごを乗せてお休み中です。
今回も楽しいお出かけでした。






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Comment
1
お勉強になりますよ、りゅうくん(笑)
ここには行きたいと思っています。
なんたって、海のお宿と阿蘇の山のお宿がありますので
ちょうど良い感じの場所のような・・・(笑)

りゅうくんのお車寝は、健康に良いようですね、
お散歩後に揺られてかえるのは、気持ち良さそうですよ。
うとも骨の枕にあごをのせて寝ますが、えらくあごを上にしていますから
時々下げるんですが、ご不満のようです・・・あご上げの方が好きな感じです(汗)

RE.1
こんにちは、びびさん
りゅう君の枕は最近使い始めたばかりなのでとりあえずは座布団を丸めて仮使用中です、毎回使ってくれるようなら本格的?なものを買おうかと思っています、
実は先週一泊二日で宮崎県方面へ行きましたが往復で700kmほど車で走ったのにりゅう君は帰ってからも元気いっぱいでした、
車内で横になって寝れると疲れが残らないようですね、

お宿は都城市内でしたがお値段が何と大人二人+ワンコで和室6畳が5600円のビジネスホテルでした、
最初は怖いもの見たさで興味本位で泊まったんですがちょっと年季の入ったお宿でしたがまぁ普通のビジネスでした(笑)
浮いたお金で宮崎の美味しいご当地グルメをたっぷり食べましたよ。

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