どこでも晴れたらワン歩

立野ダム展望所を出発したら、新阿蘇大橋のすぐ下流の黒川の深い峡谷に架かる阿蘇長陽大橋を渡ります。


国道57号がまだ復旧前で、新阿蘇大橋も開通していなかった頃には主要道路だった阿蘇長陽大橋も、今では走る車もほとんど無くなってしまい、熊本地震以前の静けさに戻っていました。




橋を渡った長陽大橋展望所から眺めた新阿蘇大橋です。新阿蘇大橋のたもとにある展望所のヨ・ミュールには大勢の観光客が訪れますが、ここはこれだけ見事な光景が見れるのに訪れる人がほとんどいないんですよね。




展望所から今渡ってきた阿蘇長陽大橋のほうを眺めたら、架け替え工事を行っている第一白川橋梁の工事現場が見えますが、すでに鉄橋は完成しているようにも見えました。早く南阿蘇鉄道高森線が全線開通して、この鉄橋の上を走るトロッコ列車を見たいですね。




この画像は今年の4月に撮影したものですが、この時には第一白川橋梁はまだ両岸に繋がっていなかったんですよね。




第一白川橋梁の工事現場を見て長陽大橋展望所を出発したら、新阿蘇大橋展望所のヨ・ミュールにも寄ってみました。ここは長陽大橋展望所のすぐ上にあって車で数分もあれば行けるところですが、施設が充実していてトイレ、休憩所やご当地ジェラートなどの販売をしているお店もあるので、多くの観光客で賑わっていました。




ここから数鹿流崩之碑展望所の方角を眺めると、新阿蘇大橋がこんな感じに見えます。熊本地震が発生しなければ造られることも無かった新阿蘇大橋ですが、今ではすっかり観光名所となっていました。




そして左側の足元を眺めると第一白川橋梁も見えました。鉄橋の下を流れている川は白川で、下流で熊本市街地を流れて有明海へと注いでいますが、阿蘇長陽大橋が架かっている川は黒川で、橋のすぐ下流で白川と合流しています。白やら黒やらとっても紛らわしいですが、熊本県には緑川もあるんですよね（笑）




新阿蘇展望所のヨ・ミュールの道路を挟んだ反対側には、さらに一段高くなったところがありますが、ここは阿蘇東急ゴルフクラブの敷地内にある「阿蘇キャニオンテラス＆ロッジ」という宿泊施設ですが、展望台部分には誰でも入場して眺望を楽しむことができるそうです。




この展望台には「あそぶらんこ」という展望台から空に飛び出すような迫力あるブランコがあって、ブランコに揺られながら阿蘇の大パノラマを望むことができるそうです。ちなみにこのブランコは無料で午前8時から日没まで利用できるそうです。




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