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九州では熊本県を除く全ての県で「まん防」が解除になっていますが、感染者数は高止まりの状態が続いているので、今回は人混みを避けて近場の佐賀関半島へ出かけました


画像の右端には「道の駅 さがのせき」が写っていますが、今回は第二駐車場に車を停めただけで物産館へは寄りませんでした。そしてこの日も春霞の天気で佐賀関の大煙突や四国の佐田岬は全く見えませんでした。




「道の駅 さがのせき」を通り過ぎると、すぐに大志生木(おおじゅうき)海水浴場ですが、佐賀関半島の海岸線を走る国道217号のなかでこの辺りだけは、両側に民家が立ち並んで若干道幅が狭くなっていましたが、今回ここを通ったら道路の拡幅工事を行っていました。画像の左側に見えるのが従来の国道で、その右には新しい道路を建設中でした。




国道九四フェリーの乗り場などがある佐賀関の街中まで来たら、国道から佐賀関半島の先端部へ向かう道へ分かれて、しばらく狭い山道を登って行き「関崎海星館」に到着です。




駐車場に車を停めたら、さっそく豊後水道が見渡せるところへ行きますが、関崎海星館の手前には、佐賀関の一本釣り漁師たちによって歌い継がれてきた民謡の「関の鯛釣り唄」の歌碑がありますが、その横に植えられている豊後梅がちょうど見頃でした。




豊後梅は普通の梅よりも一か月ほど遅れて、3月の上旬頃から八重咲の見事な花を咲かせる梅で、大型で酸味の少ない果実を着けます。そして豊後梅は大分県の県花、県木にもなっているんですよね。




関崎海星館の横を通って豊後水道が一望できるとこへ行ってみると、斜面には菜の花とスイセンが咲いていました。




例年は1月下旬から2月上旬に見頃を迎えるスイセンですが、今年は3月の中旬になってもまだたくさんの花が咲いていました。




でもこの日は春霞の影響で四国の佐田岬はもちろん、いつもは目の前にくっきりと見える豊後水道に浮かぶ高島や、眼下の急潮のなかを行き交う漁船も霞んでぼんやりとしか見えませんでした。




関崎海星館では斜面一面が菜の花畑になっていますが、以前はここに4万本余りのスイセンが植えられていて、早春を告げる花として毎年ここを訪れるのは楽しみにしていましたが、イノシシの被害に遭ってほとんどの株が掘り起こされて無くなったそうです。



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