どこでも晴れたらワン歩

今日は夕方のお散歩の時にちょっと足を伸ばして、大洲総合運動公園に寄りました。

今日は８月１５日終戦記念日です、これから平和市民公園でいつもの夕方のお散歩開始だよ。


ひとしきりお散歩を済ますと、ちょっと足を伸ばして大洲総合運動公園まで行きました、ここは平和市民公園からはすぐ近くだよ。




ここにはたくさんの競技施設があって、ほんとうに総合運動公園って感じです。


りゅう君はさっそくここでもお散歩開始です。


公園の案内図です、ここはかつて大分空港があった場所で、新産都の企業進出に伴う空港の移転によってその跡地を総合運動公園にしたんだよ、だから敷地も空港みたいな形なんだね。




パパぁ、早くおいでよ、ここはお家からはすぐ近くなのになぜか、りゅう君はここでのお散歩は初めてなんです、


大分空港跡地の碑がありました、パパがまだ小さい頃はここに大分空港があって、その沖では潮干狩りが出来たんだって、今では大分市内では潮干狩りなんて出来るところは無いよね。


大分空港跡地の碑の裏側です、空港の変遷が書かれていました。


空港跡の碑の横にはきれいな花が供えられた、もうひとつの碑がありました。


りゅう君を芝生広場に放して、このもう一つの碑の見学です、パパぁリードはしっかり持ってないと駄目だよ、管理人さんに怒られるよ、


これは神風特別攻撃隊発進之地の碑です、ここはかつて大分海軍航空基地があったところで、８月１５日の終戦の玉音放送後の１６時３０分に最後の特攻として、沖縄方面へ出撃し宇垣海軍中将以下１８名が命を落としたそうです。



碑の裏面です、この時の特攻によって亡くなられた人たちです、宇垣中将以外はみんな２０歳前後の若者達です、終戦を知ってから特攻に行くのはどんな気持ちだったんだろうね、当時の特攻については戦後いろんな人たちが検証をしているけど、宇垣中将が前途ある若者を道連れにした身勝手な行為だとかの解釈もあるけど実際のところはどうなんだろうね。


今日、８月１５日は出撃時刻の１６時３０分に合わせて慰霊祭が行われるそうです。







写真撮影をしていると、ちょうど碑の清掃をしているおじいさんが居て、当時の事を少し話してくれました。


何気に、このおじいさんの乗ってきた自転車の荷台を見たら帽子がありました。


帽子には錨のマークが付いています、海軍士官用の略帽でしょうか？ このおじいさんも特攻隊の関係者で、慰霊祭が始まるのを待ってるんだろうね。




撮影に夢中になって、りゅう君の事をすっかり忘れていたので、リードを外してちょこっと走らせてあげました。




りゅう君のお散歩が終わったら、１６時３０分まで待って、慰霊祭を撮影するつもりでしたが、突然の大雨になって残念ながらお家へ帰ることにしました。


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