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数日前の地元新聞に由布岳と鶴見岳に囲まれた「猪の瀬戸湿原」で、キツネノカミソリが見頃を迎えたと載っていたので、さっそく出かけました。


お家を出発したら国道10号を北上し、別府市街地からやまなみハイウェイを走って、城島高原パークを過ぎるとすぐに道路の両側に湿原が広がる光景が見えてきます。ここがキツネノカミソリの群生地がある「猪の瀬戸湿原」です。画像の奥に見える雲がかかった山は由布岳です。




ここには駐車場がありませんが、路肩が少し広くなったところに車を停めたらさっそく湿原へと向かいました。




猪の瀬戸湿原は50年ほど前から野焼きが行われなくなって、森林化によって徐々に湿原が縮小して荒れ地となっていましたが、2005年より湿原を再生する取り組みが行われて、今では昔の姿を取り戻しています。




ここには猪の瀬戸湿原散策路マップがあって、車を停めたのは現在地と書かれた辺りですが、トレッキングコースは城島高原パークから続いているようでした。




湿原の散策路はこの様に整備された木道になっているので、普段履きの靴でも安心して散策することができます。




散策路の所々にはこの様な看板が立てられていて、散策路を外れて湿原へは入れないようになっていました。




しばらく散策路を奥に向かって歩いて行くと、正面に杉林が見えてきました。キツネノカミソリはこの杉林の奥に群生しています。




杉林の手前の小川には木製の小さな橋が架かっていて、この橋を渡ればキツネノカミソリの群落が見れますが、小川には由布岳からの伏流水が流れていて、とてもきれいな水で思わず飲みたくなるほどでした。




杉林の奥は原生林のようになっていて薄日が差す程度の明るさで、とってもひんやりとしていて、その足元にキツネノカミソリの群落がありました。この群落は散策路の両側にロープを張って立ち入りができないようしてから年々増えてきたそうです。




キツネノカミソリの群落といえば、大分県では竹田市の七ツ森古墳群が有名ですが、どちらも半日陰のようなところに群生しているので、直射日光や乾燥したところは苦手なのかもしれませんね。




ここに咲いているのは正式には「オオキツネノカミソリ(リコリス)」というそうで、橙色(赤色?)の鮮やかな花を咲かせますが、名前の由来は細長い葉っぱをカミソリに見立てて名付けられたといわれています。でもなぜキツネなんでしょうね? ちなみに「タヌキノカミソリ」というのもあるそうです。




キツネノカミソリの群落の中にはこの様な看板も立てられていて、すぐ横には建物跡のような石垣もありましたが、確かにこの辺りはとても涼しくて猛暑のこの時季は避暑にもってこいの場所でした。




しばらくキツネノカミソリの撮影をしていたら、群落の中にちょっと不気味な植物がありました。ヘビの頭のように見える気持ちの悪い植物ですが、しゃがんでキツネノカミソリの撮影をしている時に、ふと横を向いたらこの植物が顔の真横にあった時には、本当に心臓が止まるかと思うほどビックリしました(笑)



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