どこでも晴れたらワン歩

鶴見岳ロープウェイを出発したら別府市街地へと下って、りゅう君とよくお散歩をした 『 別府公園 』 に寄りました。
 

画像は別府公園正門入口ですが、その奥には先ほど冬桜を鑑賞した鶴見岳が見えています。




別府公園には一時間まで無料の広い駐車場が正門の道路を挟んだ手前にありますが、久しぶりに訪れてみると駐車場の敷地内には建物が建っていて周辺も工事の真っ最中でした。




近くに立てられていた工事看板を見ると 『 便益施設整備工事 』 と書かれていましたが、発注者のところを見たら有名なコーヒーのチェーン店の名前が載っていました。




さっそく公園内を散策します。別府公園は緑いっぱいのとても広い公園ですが、冬に向かって寒くなるこの時季は別府市の晩秋の風物詩ともいえる、松の幹にゴザ（こも）を巻く ゛こも巻き ゛が行われます。




こも巻きは松の害虫のマツカレハの幼虫を駆除するために行われ、越冬のためにこの中に隠れたマツカレハの幼虫を春にゴザごと燃やすものですが、最近の調査ではこのゴザの中で越冬するのはマツカレハの天敵となる益虫のほうがはるかに多くて、全国的には こも巻きを中止するところが増えているそうです。




別府公園では 松の木を中心にたくさんの樹木が植えられていますが、公園の中心部には１本だけヒノキの大木があります。




別府公園は戦後に進駐軍のキャンプ地となったところで、進駐軍がクリスマスツリーとして植えたこの木は説明板にあるように 『 チッカマウガ・ツリー 』 と呼ばれれていて、別府公園のシンボルツリーとなっています。
 
 
 
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