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佐賀城跡の見物をしたら、ここから先は大分方面へ進みながら何ヵ所か寄り道をします。


当初の計画では佐賀城跡の見物をしたら吉野ケ里遺跡(よしのがりいせき)へ寄る予定でしたが、この日は夏日でとても暑い日だったので、遺跡見学をしたら熱中症になりそうだったので、遺跡見学は諦めて佐賀県と福岡県の県境にそびえる脊振山(せふりさん)方面へ向かって国道385号を進みました。これから向かうのは奥に見えている脊振山の中腹です。




脊振山を越えて福岡県へと続く国道385号は脊振山を登り始めると、いきなり急坂、急カーブの連続する道となって、大きくカーブした前方の道路がこの様に見えてくるようになって、まるでグルグルと螺旋階段を廻っているような感じなんですよね。




国道385号は途中で旧道との分岐を過ぎてさらに急カーブを曲がると、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町の国道385号沿いにある道の駅「吉野ヶ里(よしのがり)」の標識が見えてきたのでここに車を停めました。




道の駅「吉野ヶ里」の全景です。駐車場には普通車が53台と大型車が8台停められるそうです。




道の駅の駐車場から眺めた福岡方面の景色です。国道385号の旧道は酷道のような道で福岡県へと続いていますが、こちらの道は片側1車線の立派な道で福岡県へと続いています。でもこの道はこの先で脊振山を貫く全長2.2㎞のトンネルがある「東脊振トンネル有料道路」となるんですよね。




駐車場に車を停めたらさっそく物産館へと向かいました。物産館は「さざんか千坊館」と名付けられていました。「千坊」の意味はよく分かりませんでしたが、この辺りは国の天然記念物になっている自生サザンカの北限地だそうです。そして画像の右端には東屋らしき屋根と柱だけの建物も見えていますが・・・




ここは脊振山からの湧水(井戸水)を汲める名水汲み場になっていて、2口の蛇口からは湧水が出ていました。




この時は水を汲んでいる人が誰もいなかったので、ペットボトル1本分だけ名水を汲んで帰りました。その場でも一口飲んでみましたが、まろやかでちょっと甘みのあるとても美味しい水でした。




ここには「水汲みは1回40リットルまで」と書かれた看板がありました。これまでにも色んな湧水地を訪れていますが、無料で水が汲めるところは軽トラの荷台いっぱいに積んだポリ容器を、全ての蛇口に並べて水汲み場を占拠する人も多くて、いつまで待っても水が汲めないことが何度もあったので、この様に制限をしてくれるとありがたいですね。




今回も物産館内の写真はありませんが、館内はちょっと狭くて昔ながらの農産物直売所って感じでした。でも商品は豊富に置かれていて、奥にはフードコートのような一角もあったので食事もできるようでした。物産館内を見て廻ったら物産館の横を通って展望テラスへと向かいました。




ここが展望テラスです。ここはとても広くてイス、テーブルがその中央部にゆったりと置かれていました。




展望テラスから振り返って眺めた道の駅の建物です。イベントができそうな広さの展望テラスですね。




展望テラスから眺めた景色です。道の駅「吉野ヶ里」は脊振山の中腹にあるので、ここからは佐賀平野が一望できました。この日はちょっと空気が霞んでいましたが、天気のいい日には雲仙普賢岳も望むことができるそうです。




ここへ到着した時にはフードコートは満席だったので、物産館で買ったお弁当を展望テラスで食べました。実際に弁当を食べたのは眼下に佐賀平野が望める端っこのテーブルだったので、弁当を食べながら目の前に見える陸上自衛隊の目達原駐屯地(めたばるちゅうとんち)へ発着する戦闘ヘリコプターの飛行も見れて、とても美味しい弁当になりました(笑)



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