どこでも晴れたらワン歩

佐伯市で最初に寄った「ピッツェリア バードランド 」の記事を2番目に載せたので、また空の展望所のアジサイの記事の続きに戻ります。


アジサイの観賞をしながら何気なく、沖のほうにぼんやりと見える四国を眺めていたら、その手前を北へ向かって進む船の航跡が見えました。肉眼では船型まではよく分かりませんでしたが、何となく普通の船とは違うように見えました。




気になったので東屋に設置している双眼鏡で眺めたら、浮上して航行している潜水艦でした。でも私の持っているカメラでは目いっぱい望遠にしても、陽炎などの影響もあってこの程度にしか映りませんでした。




しばらく双眼鏡で眺めていましたが、潜水艦は豊後水道をそのまま北上して呉へ向かうのかと思ったら、鶴御埼半島を廻って佐伯湾へと入って行くように見えました。佐伯市街まで急いで戻れば入港風景が見れるかも知れませんね？




空の展望所でアジサイの観賞をした後は、りゅうママのお付き合いで食後のデザートを食べる予定でしたが、道の駅 やよい まで戻ったらりゅうママをここで降ろして、私は1人で番匠川河口の佐伯湾へと大急ぎで向かいました（笑）




ここが番匠川河口の佐伯湾に最も近いところで、佐伯湾を眺めたら潜水艦が小さく見えました。この先は沖に伸びた長い防波堤があるので、先端部まで行けば潜水艦をもっと間近に見ることができますが、残念なことに防波堤は立入禁止で行けないんですよね。




望遠で撮影すると停泊している海上自衛隊の潜水艦がはっきりと見えました。対岸に行けばもっと近くで潜水艦を見れそうですが、対岸の陸地は佐伯湾に浮かぶ大入島なので船に乗らないと行けないんですよね。




潜水艦の艦尾の方向舵を見ると、一枚の板が垂直に立って見えていますが、これは十字舵といって十字型の舵の上部の一枚だけが見えているところです。最近の潜水艦は水面上に2枚の舵が斜めに出ているＸ舵を採用しているので、この潜水艦はちょっと古いタイプの「おやしお型」潜水艦です。おやしお型は現在11隻が就役していますが、潜水艦は護衛艦のように艦番号や艦名は書かれていないので、この潜水艦の艦名は分かりません。隠密行動をする潜水艦らしいですね。




この時はすでに停泊してから少し時間が経っていたのか？何人もの隊員が艦上に出てきて作業を行っていました。そして艦橋部には潜望鏡らしきものが3本伸びていました。




佐伯湾に停泊している潜水艦はこれまでにも何度か見ていますが、潜水艦は護衛艦などと違って、一般公開を除けば現在位置や動きなどを公表していないので、この辺りに住んでいなければ、まず見ることができない貴重な光景です。




しばらく潜水艦を眺めていましたが、いつの間にか3本出ていた潜望鏡らしきものは2本になっていました。




私が潜水艦を眺めている間にりゅうママは道の駅 やよい の敷地内にある「カフェ リン」で彩りフルーツパフェを食べていました。りゅうママは潜水艦なんて全く興味がありませんからね。
私がりゅうママのことをすっかり忘れて潜水艦の写真を撮りまくっていると、パフェを食べ終えたりゅうママから〝 早く戻って来い〝 とラインが入ったので、大急ぎで道の駅へと戻りました（笑）



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