どこでも晴れたらワン歩

耶馬渓ダムを出発したら山移川沿いの道を上流へと進みます。
 

しばらく山深い中を走っていると、道路に庇のように枝を広げたモミジが見えてきます。このモミジのトンネルを抜けると次の目的地の深耶馬渓（しんやばけい）の一目八景です。
 
 
 

このモミジの木は庇のように道路上に枝を広げているので、その名もズバリ 『 ひさしもみじ 』  と呼ばれていて、紅葉の季節はとってもきれいなんですよね。
 
 
 

ひさしもみじのトンネルを潜り抜けたら、もう 『 深耶馬渓・一目八景 』 の駐車場に到着です。ここはこのブログで何度も載せているところですが、秋の紅葉の季節には道路が大渋滞するほど人気の紅葉スポットですが、それ以外の季節には訪れる人がほとんどいないんですよね。
 
 
 

駐車場に車を停めたらさっそく、車道沿いにお土産屋さんが建ち並ぶなかを一目八景展望台を目指して歩いて行きますが、ここでもすれ違う人は一人もいませんでした。そしてお店も半分ほどは閉まっていました。
 
 
 

駐車場から数分も歩くと一目八景の展望台へ到着します。正面に見えているのは一目で八つの景が見えるといわれる一目八景の八つの奇岩秀峰のひとつで 『 鳶ノ巣山 』 です。




そしてその右隣にある奇岩は 『 夫婦岩 』 です。どことなくイースター島のモアイ像に似ているような気もしますね。




一目八景展望台からもう少し先へ進むと、熊本地震後の大雨で岸壁の一部が崩落した鷹ノ巣山の大岩が見えてきます。崩落直後には白い岩肌が目立っていましたが、数年が経ってすっかり辺りの景色に馴染んでいるようでした。あと何年か経つと崩落した事さえ分からなくなるんでしょうね？




さらに先へ進むと、麗谷渓谷（うつくしだにけいこく）という自然豊かで涼やかな渓谷がありますが、前日の大雨で渓谷が増水していて、岩から岩へと渡れそうになかったのでここは残念ながらパスして駐車場へと引き返しました。



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