フェリーが鹿児島港に着いたのでデッキから車に戻ります、
これから向かうのは世界一のツル渡来地の出水(いずみ)市です、
鹿児島市からは南九州道に乗って出水市を目指して北上します、でもこの高速道路は正式名称は南九州西回り自動車道とちょっと長い名称なんですよね(笑)
南九州道はまだ全線開通していなくて途中に一箇所だけあるPAの美山PAでりゅう君はお散歩です、今回も元気一杯に走り回っているりゅう君です、ここにはドッグランはありませんがPAのちょっとした緑地でもワンコ連れにはとっても助かりますね、
南九州道終点の薩摩川内水引ICで高速を降りたら国道3号線を走りますがしばらくすると海が見えてきます、この海は中国大陸まで続く東シナ海です、
出水市を目指して海岸沿いをさらに北へ進むと道の駅・阿久根の標識が見えてきたのでここでお昼ご飯を食べることにします、
ここは海鮮料理がとっても美味しい道の駅なので私は 『道の駅定食』 を注文しました、プリプリの刺身がとっても美味しそうですね、
道の駅定食には鹿児島県の特産のキビナゴをその場で焼いて食べられるようになっていました、お家でもよく酒の肴にキビナゴを焼きますがとっても美味しいんですよね、
りゅうママが注文したのは 『タカエビづくし定食』 です、タカエビは別名を薩摩甘エビのブランド名で売られているとっても美味しいエビだそうです、
タカエビは刺身が2匹あったのでりゅうママから一匹もらって食べましたが身がプリプリで甘みがあって美味しかったです、
そして焼き用には3匹ついていました、まさにタカエビづくしって感じですね、しかも私が注文した道の駅定食と同じ値段の1500円なんですよね、キビナゴ9匹よりもタカエビ5匹のほうが絶対にお得ですよね(笑)
食事が終わって道の駅・阿久根を出発し出水市に入って国道3号線から県道367号線へと分かれるとツル渡来地の標識が見えてきました、ツル渡来地はもう間もなくのようです、
ツル渡来地が近づくに連れて上空では群れになって飛んでいるたくさんのツルが見られるようになってきました、もう夕方が近いのでねぐらになる保護地の水田へと戻っているんでしょうか?
そして道路沿いの田んぼにもツルの姿が見えてきました、出水市にツルの観察に来るのは今回が三度目ですがいつもこのように夫婦2匹でいる事が多いんですよね、
出水市ツル観察センターへ到着しました、ここでは10月頃よりツルが渡来してきますが12月1日現在の渡来数は観測史上2番目の多さとなる1万4千羽あまりとなっていました、
ツル観光周遊バスもこの日から運行を始めたようです、車体に描かれている出水市のマスコットキャラクターの 『つるのしん』 も今年でもう20歳になるそうです、
前回ここを訪れた時には受付のお姉さんの厚意でりゅう君はツル観察センターへ入れてもらいましたが今回は車で留守番をしてもらいます、
さっそくツル観察センターへ入りました、ここからはガラス越しにツルの観察を行います、
建物の柱にはこんな貼紙がありました、ナベヅル、マナヅルは絶滅危惧種に指定されていて全世界に棲息するナベヅルの9割とマナヅルの4割が出水市へ渡来するといわれています、
ツル観察センターから眺めたツル保護地の様子です、数え切れないほどのツルが集まっていてここ以外では絶対に見れない光景です、
ちょっと望遠で撮影したらこんなに過密状態でした、でも全世界に棲息するナベヅルの9割もがここへやって来る事から感染症が広がったら絶滅の可能性もあるので越冬地を日本各地へ分散させる事も検討されているそうです、
ツルの保護地は周囲をシートによって囲われていて外敵の動物進入や車のライトが当たらないように保護されていますがその外側の農道の上や水田にもたくさんのツルがいます、
ツルはとても臆病な動物でこの画像はたまたま農作業?の車が近くを通って驚いた鶴の群れが一斉に飛び立ったところです、
ここにいるツルはほとんどがナベヅルですがよく目を凝らして眺めたらマナヅルがいました、マナヅルは手前にいるナベヅルよりも少し大型なんですね、
ここでも夫婦?のツルがたくさん飛んでいました、ツルは一雄一雌制でどちらかが先に亡くなるまで共に暮らすそうです、
ツルはシベリアや中国から越冬のために数千kmの長旅をしてくるのでこの後ろのツルのように羽がボロボロになっているものもいます、
今回は屋上にも上がってみました、ここからはツルの鳴き声がよく聞こえます、ここへ来るのは3度目なのに屋上に上がれるのは今まで知らなかったんですよね、過去にここを訪れた時にも誰も屋上へ上がってなかったし屋上への扉も受付のすぐ横にあって分かり難いんですよね、
屋上へ上がったらすぐに一羽のツルが頭上へと飛んできたので慌ててシャッターを押したらカラスでした(笑)
やっぱりツルのほうが優雅に飛びますね、
ツルの観察が終わったらひたすらお家を目指します、ツル観察センターから国道3号線へ出て少し走り脇道に入るとこんな看板が見えてきます、ここはりゅう君と初めてツルを見に行った時に宿泊した いにしえ さんです、
この後葦北ICから南九州道に乗って八代JCTから九州道へと入り熊本ICで高速を降りたら一般道を走ってお家へ帰りました、
今回は久しぶりにお泊りでのお出かけでしたがりゅう君もとっても喜んでくれたようです。
いいお顔が連発ですよねぇ~。
機微な誤訳と美味しそうですね、
これなら私もおいしく食べられそうですよ。
刺身で、きらきら光っているとねぇ~(汗)
ツルも大変ですよねぇ、ボロボロの羽を見ていると
鳥さんは苦手なんですが、なんだかいとおしくなりますね。
お天気がいいと最高ですね。
天気にも恵まれたし道の駅では美味しい海の幸も食べれて大満足でした、
生まれて初めて見たロケット打上げ場も感動でした、
道の駅で食べたキビナゴの味が忘れられず昨日はりゅうママに一人鍋セットと金網、キビナゴを買ってもらって夜はテーブルの上でキビナゴを焼きながら一杯やりましたよ(笑)
我が家の家のほんの30メートル位の所で、出水から帰るツルが、気流を見つけ、お腹を見せながら飛んで行くのは圧巻です。毎年、何組かの群団になり長崎の町を飛んで行きます。今年は10月後半から11月初旬の出水に行くツルさんを2度見ましたよ。
10月半ばから、傷ついたキジバトの雛を介抱しましたが、残念ながら、34日で亡くなりました。まるで、赤ちゃんを育てているような1か月でした。野鳥ですが、鳥も可愛いな~とおもいました。
りゅう君も元気で、なにより!(^^)!
リュウ君の笑顔を見てると、我が家の2代目を思い出します。
湯布院ガーデンホテルも、とてもよかったです。
またお邪魔します。
お家の近くから野生のツルが見れるなんて羨ましいですね、
我が家は片道200km以上を延々と走って見に行ってますからねぇ~(笑)
数千羽の群れになって保護地にいるツルも圧巻ですが周囲の田んぼには夫婦2羽だけあるいは親子3羽だけのツルも見れるのでツルの家族の絆の強さを感じます、ツルの夫婦は生涯を伴にするそうですからね、
さすがのりゅう君も今回のお出かけは少し強行軍だったので疲れが出たのか?帰ってから2,3日はちょっと元気がありませんでした、
でもすぐに回復していつものりゅう君に戻ったので昨日は元気いっぱいに熊本方面へお出かけしました(笑)