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ちょっと前の記事になりますが、用作公園で新緑のカエデを鑑賞したら、中九州横断道路には乗らずに国道57号線を通ってお家へ帰りました。
  

中九州横断道路は無料高速で、国道57号線と並行して走っているので、熊本方面へ行く時には必ず高速を利用しますが、今回は十数年ぶり?に国道57号線を通りました。大分市へ入る少し手前には『千歳 特産物直売所』 があります。そして直売所の前には重さ10kgの大わらじを履いてお神酒の入った大瓢箪を持って練り歩く 『ひょうたん祭り』の可愛らしいモニュメントがあります。
 
  
 

千歳特産物直売所の駐車場のすぐ後ろには急な石段があって、この石段を登ったところには大分県指定史跡の 『大迫磨崖仏』 があります。
 
 
 

急な石段の登り口にあった 『大迫磨崖仏』 の説明板です。ここには大日如来像が彫られているそうですが、優しい顔が傷みによって人々から恐れられるようになったと書かれていました。何だかちょっと興味をそそられますね(笑)
 
 
 

急な石段を登った先には2つの建物があって、奥の岩肌に掘られた岩窟の中に建てられた建物の中に大迫磨崖仏があるようです。
 
 
 

奥の建物に行ってみると、こんな可愛らしいイラストが描かれた貼り紙があって、恐れられるような姿とは縁遠い気がしましたが・・・
 
  
  

すぐ横には修復される前の臼杵石仏の大日如来像を模倣したのか?こんな不気味な首から上だけの大日如来像がポツンと置かれていました。
 

 

そして岩窟の中に立てられた建物の中を格子のすき間から覗いたら、高さが3m以上もある巨大で不気味な顔をした大日如来像がありました。
 
 
 

大日如来といえば仏教(密教?)界で最高位にいる仏様で、おだやかな顔をしていますが、ここの大日如来は何とも形容し難い不気味な顔をしています。大迫磨崖仏はもろい岩肌に彫られているので、表面に繊維を混ぜた粘土を塗っているそうですが、長い年月で表面が剥がれてこんな顔になったんでしょうね。
 
 


この画像は数年前にりゅう君と臼杵石仏(磨崖仏)を訪れた時のものです。りゅう君の後ろに見えているのは臼杵石仏を代表する、国宝の古園石仏大日如来像ですが、ふくよかで優しい顔をしていて、大迫石仏の大日如来像とは随分顔立ちが違いますね。

 
       
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