どこでも晴れたらワン歩

道の駅「竹田」を出発したら、竹田市街地方面へ向けて国道442号を走りました。


国道442号は竹田市街地の手前まで来ると大分市方面へと曲がりますが、しばらくすると「用作（ゆうじゃく）公園」の標識が見えてきたので、ここから狭い道へと入りました。標識の向こうに見える高架は中九州横断道路で、その下の道路は国道442号ですが、ここはかつては国道57号と国道442号の重複区間でしたが、中九州横断道路が開通して国道57号となったので、今は国道442号の単独区間になっています。




国道442号から「用作公園」へは少し狭い道になりますが、2㎞も進むと用作公園の第一駐車場へ到着します。この時は駐車場が半分以上埋まっていましたが、このすぐ近くにある第二駐車場にも10台ほどの車が停まっていました。普段は全く人の気配も無いような用作公園ですが、この時季だけは紅葉狩りの人たちで、平日でもとても賑わうんですよね。




車から降りて駐車場の背後の斜面を眺めたら、紅葉にはまだちょっと早いかな？って感じでしたが、木々はある程度は色付き始めていました。




駐車場に立てられていた用作公園の説明板です。これによると「用作公園」は元々は岡藩の家老の別荘地だったんですね。




用作公園には500本を超えるモミジが植えられていて、駐車場からはモミジ林の中を公園の中央部にある「心字池（しんじいけ）」へ向かって坂道の遊歩道を下って行きます。




でも遊歩道の周囲のモミジはまだ緑一色でこんな感じでした。例年なら紅葉の見頃を迎えているはずなんですが、今年は10月下旬になっても夏日が続くほどの異常気象だったので、紅葉はかなり遅れているようですね。




遊歩道を下ったところには小さな建物があって、この時季限定で地元の人たちが野菜などの販売を行っています。




この辺りは一面にモミジが植えられているので、どこかに紅葉している木はないかと探しましたが、全体的にはまだ緑色をしているのに、枝先の葉だけが不自然に枯れたり落葉している木が目立ちました。地元のおばちゃんに話を聞いたら、今年は暑さの影響なのか？紅葉しないまま葉が枯れてしまう木が多いと言っていました。




それでも何本かのモミジは紅葉していました。でも例年のような鮮やかさは無いですね。




心字池の畔までやって来ましたが、池の周囲の木々を眺めても緑が多くて紅葉には程遠いって感じですね。このところ平年並みの寒さが戻ってきて、各地で紅葉のたよりが聞かれるようになってきたので、用作公園のモミジも今よりはもう少し色づいてくるでしょうね？




心字池の畔にはこの様な可愛らしい狛犬？もいます。首を傾げたように見えるこの姿はどことなく愛嬌がありますよね。用作公園の紅葉はちょっと残念な結果でしたが、今回は紅葉を見ようと思ってここを訪れた訳じゃなくて、たまたま帰り道で寄っただけなので、このかわいい狛犬に会えただけでも良しとします（笑）



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