どこでも晴れたらワン歩

油津で昭和レトロな建物を見物したら、もう少しだけ南へと向かいます。


油津を出発したら海岸沿いの国道220号を南下して、国道220号が日南市目井津（めいつ）から山の中に入ると、間もなく国道448号へと左折して峠をひとつ越えると再び海が見えてきます。




ここがこの日最後の目的地の「道の駅 なんごう」です。ここへ着いたのは3時前ですが、道の駅の裏手にはジャカランダの群生地にもなっている山があるので、日の短いこの季節にはこの時間でも道の駅の標識はすでに山の陰になっています。




駐車場に車を停めたらさっそく物産館へと向かいましたが、いつ訪れても見事なグリーンやカラフルな南国の花が咲いているアーチには全く植物がありませんでした。この時季にここを訪れるのは初めてですが、南国の宮崎県でも冬はこんな状況なんでしょうか？




一般的な道の駅は国道沿いにあって、展望台へ登れば景色のいいところもありますが、この道の駅は物産館の正面眼下に海が広がっているので、物産館の前から直接展望台のような眺望を望めます。




この時季はさすがに屋外で飲食をしている人はいませんでしたが、ここにはベンチや望遠鏡、日除け、雨除けのテントもあるので、暖かい時季にはここで海を眺めながら食事をしたら何を食べても美味しいでしょうね。




物産館の前から見えるのはこの様な景色です。国道448号はこの下を走っていて、その向こうには日向灘から果てしなく続く太平洋が広がっていて、手前に見える島々の周囲は日南海中公園になっていて、水中観光船で群生している珊瑚や熱帯魚の観賞もできるそうです。




ここからは背後の山にある「ジャカランダの森」へも歩いて行けます。ジャカランダの花が咲くのは6月頃ですが、この時季になるとジャカランダ祭りも行われて、大勢の観光客で賑わうんですよね。




道の駅の前には太平洋や道の駅全体を見渡せる展望台もあります。そしてその手前にはねむの木と似た鮮やかな緑の植物が見えています。これがジャカランダで今は緑一色ですが、6月になると青紫色の花を咲かせてとてもきれいなんですよね。




この画像は数年前のジャカランダ祭りの時に同じ場所から撮影した画像です。右上には展望台も写っていますが、この時はちょうどジャカランダが満開で、道の駅の駐車場も車を停められないほどの大賑わいでした。




ここまで豪華なイセエビ三昧の夕食に備えてソフトクリームを我慢してきましたが、ソフトクリーム依存症の私もりゅうママもついに禁断症状？が出てきたので、この看板を見たら我慢しきれずソフトクリームを注文してしまいました（笑）




ここで買ったのは左がりゅうママの注文した期間限定の「日向夏ソフト」で、右は私の注文した道の駅イチオシの「マンゴーソフト」です。ソフトクリームを食べる頃には道の駅全体が山の陰になり始めてちょっと肌寒い感じでしたが、これで禁断症状？も収まったので、安心してお宿に向かうことができそうです（笑）




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