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佐世保市にある「浦頭引揚記念平和公園」を出発したら、当初の予定だった長崎市内へは向かわずに帰途につきました。


これから長崎市内へ向かっても到着は昼過ぎになるし、まだ小雨も降っていたので長崎市内の観光は諦めて、ひたすら大分市を目指して寄り道もせずに一般道を走って、佐賀県有田町まで戻ってきました。




さらに大分方面へ向かって国道35号を走っていると、前方に道の駅の標識が見えてきたのでここに車を停めました。




ここは佐賀県武雄市山内町にある道の駅「山内(やまうち)」です。 ここは昨年の秋に佐賀バルーンフェスタへ行った時に寄る予定だったところですが、時間の調整がつかなくて寄れなかったところで、今回が初めての訪問になる道の駅です。標識には「黒髪の里」とも書かれていますが、これは物産館の名称のようです。




道の駅「山内」の全景です。ここは物産館の裏手にも駐車場があって、普通車58台と大型車3台が停められる比較的小規模な道の駅です。大きな看板には「野のもてなし料理 なな菜」と書かれていますが、これはこの道の駅に最近まであったお食事処で、今は閉店して営業をしていません。





ここは敷地もあまり広くありませんが、物産館の建物もこじんまりとした感じですね。




駐車場に車を停めたら物産館へと入りましたが、入口には「黒髪の里」と看板が掲げられていました。そして看板の上には何故か逆さまに開いた傘が吊るされていました。もしかしたらこの上にはツバメの巣でもあるんでしょうか?(笑) 館内は農産物売り場とお土産品などの売り場とに分かれていましたが、農産物売り場に以前はお食事処があったようでした。




物産館内を見て廻ったら敷地内を散策しましたが、敷地内には「黒髪」の文字が至る所に書かれていて、最初は「黒髪」って何の事だろうと全く意味が分からなかったんですよね。




この道の駅には物産館の前に双眼鏡が設置されていました。こんなところに双眼鏡がある道の駅って珍しいですよね。双眼鏡の向いている方向には切り立った山がそびえていて、双眼鏡で覗けるようになっていました。




双眼鏡のすぐ下には水墨画のような絵が描かれていて、連なる山のひとつには「黒髪山」と書かれていました。やたらと目にしていた「黒髪」の文字はこの山のことだったんですね。これらの切り立った山は「肥前耶馬渓」と称され、黒髪山県立自然公園となっていて、ここには大蛇退治の伝説もあるそうです。




ここは道の駅としては小規模なほうで、道の駅の周辺も田畑が広がるようなちょっと辺鄙なところですが、隣にはスーパーマーケットがありました。




そして道の駅を挟んで反対側にもスーパーマーケットのようなお店とお食事処がありました。どちらにも広い駐車場があって、道の駅とは繋がっているような感じだったので、これらも道の駅の一部と考えれば、ここは意外と利便性のいい道の駅なのかも知れませんね?




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